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【中断明けの青写真|磐田】新3バックの構築がカギ。昇格とともに来季J1で戦える集団にすることも重視

カテゴリ:Jリーグ

高橋のぶこ

2021年08月07日

追加点をいかに奪うかも注目ポイント

中断明けの予想フォーメーション。※赤字は今夏新加入選手。

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 攻撃陣は、清水エスパルスからMF金子翔太がレンタルで加入した。中断期間の練習試合などでは、シャドーでの起用が主となった攻撃的MFの名手は、次のように抱負を語る。

「実戦形式の練習の中で自分の特長を知ってもらい、味方の強みを知ることができている。攻撃面ではスペースを開けたり、突く動きを上げていきたいし、より中央でのコンビネーションを増やしていきたい。1トップ+2シャドーの守備は難しさがあるが、うまくプレスをかけていきたい」

 また「新しく加入した選手がチームにプラスの刺激を与えていきたい」と言うように、山田、大津祐樹、大森晃太郎ら好調の選手が揃う中盤に強力なアタッカーが加わり、競争激化によるレベルアップが図れそうだ。左ウインクバックも、高野の加入で厚みが増した。

 トップはルキアンが不動だが、鈴木監督が途中交替で起用し続けている小川航基やファビアン・ゴンザレスも調子は上向き。選手たちが課題に挙げている、チャンスをモノにできず追加点が奪えないことをどう払拭するかも注目ポイントだ。
 
 中断中も、選手たちは山形戦を踏まえ、連係や判断の細かな部分での修正を図ってきている。「ウイングバックとセンターバックの練習が半々」という鈴木雄斗は、「課題が整理できてきているので、早く試合をしたい気持ち」と充実ぶりを語っている。

「コーチングをしなくても、アイコンタクトや阿吽の呼吸で判断を共有し、アグシッシブにプレーするチームが理想」と鈴木監督。先に見据えているのは、昇格だけではなく、来季J1で戦える集団にすること。後半戦も厳しい戦いとなることが予想されるが、新メンバーとともに噛み合ってきた歯車の回転をより安定させ、コンセプトをブラさず追求してきたサッカーを進化させていきたい。

取材・文●高橋のぶこ

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