前回対戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出
[東京五輪 3位決定戦]U-24日本1-3U-24メキシコ/8月6日/埼玉スタジアム2002
正直、信じられなかった。
8月6日に行なわれた3位決定戦、日本はグループステージで2-1と勝利したメキシコに1-3で完敗。リベンジを許し、53年ぶりのメダル獲得はならなかった。
その全失点に絡んでしまったのがMFの遠藤航だ。開始早々の13分に、アレクシス・ベガに突破を許し、後ろから追いかけて足を引っ掛けて痛恨のPKを献上すると、2、3点目ではマークについていたホアン・バスケスとベガをフリーにしてしまい、ヘディングシュートを叩き込まれた。ベスト4進出の立役者のひとりだったからこそ、余計に信じられない光景だった。
【PHOTO】マイアミの奇跡!グループリーグ突破!ベスト4!歴代五輪代表の激闘を激選ショットで振り返る!
正直、信じられなかった。
8月6日に行なわれた3位決定戦、日本はグループステージで2-1と勝利したメキシコに1-3で完敗。リベンジを許し、53年ぶりのメダル獲得はならなかった。
その全失点に絡んでしまったのがMFの遠藤航だ。開始早々の13分に、アレクシス・ベガに突破を許し、後ろから追いかけて足を引っ掛けて痛恨のPKを献上すると、2、3点目ではマークについていたホアン・バスケスとベガをフリーにしてしまい、ヘディングシュートを叩き込まれた。ベスト4進出の立役者のひとりだったからこそ、余計に信じられない光景だった。
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吉田麻也、酒井宏樹とともにオーバーエイジで加わった28歳のMFは、シュツットガルトで2020-21シーズンにブンデスリーガのデュエル王に輝いた1対1の強さを、この大舞台でも存分に発揮。チームに安定感をもたらした。
とりわけ圧巻だったのがグループステージのメキシコ戦で、攻守に特大のパフォーマンスを披露。守備では抜群のタイミングでボールを絡め取り、攻撃でも推進力のある持ち上がりで敵の脅威となった。サッカーダイジェストWebの「寸評&採点」では、ゴールを奪った久保建英や堂安律を凌ぐ7.5点をつけ、マン・オブ・ザ・マッチに選出した。
だが、メキシコとの再戦でまさかの3失点に関与。それでも、何とか取り返そうと、全6試合に先発して疲労困憊のはずの身体に鞭を打って前線まで上がり、鬼気迫るプレーを見せた。
その姿は見る者の胸を打つものがあったが、それでも失点に絡んだのは事実。採点では、チーム最低の5点と厳しい評価をせざるを得なかった。今大会、チームMVP級の活躍を見せていた功労者に、最後の最後で最低点をつけなければならないとは…。悲しいラストマッチとなってしまった。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【五輪代表PHOTO】U-24日本1-3U-24メキシコ|三笘が反撃の1点を返すも追加点が遠くメキシコに敗戦 53年ぶりのメダル獲得とはならず...
とりわけ圧巻だったのがグループステージのメキシコ戦で、攻守に特大のパフォーマンスを披露。守備では抜群のタイミングでボールを絡め取り、攻撃でも推進力のある持ち上がりで敵の脅威となった。サッカーダイジェストWebの「寸評&採点」では、ゴールを奪った久保建英や堂安律を凌ぐ7.5点をつけ、マン・オブ・ザ・マッチに選出した。
だが、メキシコとの再戦でまさかの3失点に関与。それでも、何とか取り返そうと、全6試合に先発して疲労困憊のはずの身体に鞭を打って前線まで上がり、鬼気迫るプレーを見せた。
その姿は見る者の胸を打つものがあったが、それでも失点に絡んだのは事実。採点では、チーム最低の5点と厳しい評価をせざるを得なかった。今大会、チームMVP級の活躍を見せていた功労者に、最後の最後で最低点をつけなければならないとは…。悲しいラストマッチとなってしまった。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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