「メダルが確実と言われている選手たちが…」吉田が試合前に掛けた言葉とは?
前半で2点のリードを奪ったことで、余裕ができた森保監督は、ハーフタイムに久保を下げたのを皮切りに、酒井、遠藤航、堂安、田中碧という主力をベンチに下げ、疲労を軽減することができた。結果的に、ターンオーバーと同じとはいかないまでも、それに近い“休息”を与えることができたのだ。
さらに、途中出場の三好康児と前田大然がゴールを挙げるなど、交代策も的中。何から何までが上手くいった。強いていえば、自身が5シーズンに渡ってプレーしたフランスの五輪代表との一戦で躍動した酒井が、今大会2枚目のイエローカードをもらって準々決勝で出場停止になったことがマイナス点か。だが、この試合でも酒井に代わって途中出場した橋岡大樹が好プレーを見せており、しっかり穴を埋めてくれるはずだ。
さらに、途中出場の三好康児と前田大然がゴールを挙げるなど、交代策も的中。何から何までが上手くいった。強いていえば、自身が5シーズンに渡ってプレーしたフランスの五輪代表との一戦で躍動した酒井が、今大会2枚目のイエローカードをもらって準々決勝で出場停止になったことがマイナス点か。だが、この試合でも酒井に代わって途中出場した橋岡大樹が好プレーを見せており、しっかり穴を埋めてくれるはずだ。
恐いのは、準々決勝でニュージーランドとの対戦となったことによる、油断ぐらいか。グループステージでも、最も格下と見られていた南アフリカに最も苦戦したように、勝って当たり前と思われるほど難しい試合になることは多々ある。
ましてや、このオリンピックでは、内村航平(体操)、大坂なおみ(テニス)、瀬戸大也(競泳)、桃田賢斗(バトミントン)、張本智和(卓球)といったメダル候補が連日のように信じられない敗北を喫している。
「メダルが確実と言われている選手たちが敗退していることで、やっぱりもう一回集中して気を緩めずにやろう」
吉田麻也は、フランス戦の前にそう語ったという。経験豊富なキャプテンが引っ張るこのチームなら、油断はないと信じたい。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
ましてや、このオリンピックでは、内村航平(体操)、大坂なおみ(テニス)、瀬戸大也(競泳)、桃田賢斗(バトミントン)、張本智和(卓球)といったメダル候補が連日のように信じられない敗北を喫している。
「メダルが確実と言われている選手たちが敗退していることで、やっぱりもう一回集中して気を緩めずにやろう」
吉田麻也は、フランス戦の前にそう語ったという。経験豊富なキャプテンが引っ張るこのチームなら、油断はないと信じたい。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)