【神戸｜採点・寸評】
GK
22　山本海人　６
終始安定したプレーを見せ、決定機につながりそうなサイドからのクロスにも素早く反応。最後の砦として仕事をしっかり果たした。
 
DF
34　ブエノ　６
フィジカルでの有利を活かして宇佐美をほぼ完璧に封じ込めた。時にファウルすれすれのチャージも、相手をいらつかせるのに有効だった。
 
14　増川隆洋　６
パトリックとのエアバトルを制し、主導権を握って試合を進めた。サイドを突破されても、中でしっかりと対応した。
 
８　高橋祥平　5.5
粘り強い対応で、持ち場をしっかりと守った。パトリックの対応では身体をはじかれても最後まで食い下がり、簡単に突破はさせなかった。
 
６　高橋峻希　６
守備では素早い危機察知で、プレスバックからのボール奪取が目立った。攻撃ではゴールにつながる一仕事はできなかった。
 
MF
10　森岡亮太　4.5
カウンターからいい形でボールを受けるシーンもあったが、アイデアが不足していた。ため息をさそうパスミスも多かった。
 
16　チョン・ウヨン　5.5
守備意識は高く、バイタルエリアへの注意はしっかりとできていた。セットプレーで決定機を作り出せれば、勝利を引き寄せられていた。
 
31　安田理大　５
前半はドリブルに可能性を感じさせたが、時間が経過するにつれてミスが目立ちキレも低下。満足な仕事はできなかった。
 
FW
７　ペドロ・ジュニオール　５
対応したDFをはがせず、決定的な場面を作り出せず。怖さを感じさせられないまま、早々と交代する羽目になった。
 
19　渡邉千真　５
１トップとしてポストプレーの場面は多かったが、受ける位置が低くそこからはなにもできず。攻撃を遅らせてしまうミスや、前を向いても相手に脅威を与えられなかった。
 
13　小川慶治朗　５
がむしゃらに動き回った印象はあるが、パスを受けた際のトラップミスが多かった。一瞬の隙が、相手守備陣にプレッシャーをかけるチャンスを与えてしまっていた。
 
交代出場
FW
18　マルキーニョス　５
負傷からの復帰戦、高い位置でボールを受けようとする工夫は見られたが、周囲との連動性が低く決定的な場面を作り出せず。
 
FW
９　石津大介　５
流れを変えようと広範囲でボールを引き出そうとしたが、攻撃時は主にカウンターで人数が少なく、個で突破するような場面も少なかった。
 
MF
20　増山朝陽　－
Jリーグデビューとなる試合で、いきなりドリブル突破をしかける積極性は見せた。しかし、その後はミスも出てインパクトは残せなかった。
 
監督
ネルシーニョ　5.5
過去８試合で11得点を許していた宇佐美を封じたように、守備面は上々の出来だった。攻撃面で見せ場を作れていれば、勝ち点３の可能性もあった。

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。