2トップに迫力がなく攻撃は機能不全に。
【試合内容】
G大阪・長谷川監督が「両チームとも非常にお疲れモードというか、アグレッシブさがなかったゲームだった」と語る凡戦だった。攻撃陣は運動量が少なく、意外性のある崩しもないまま、守備の粘りばかりが目立った。
ホームのG大阪は、20分に宇佐美がパトリックに通したスルーパス(シュートは打てず)が、最も得点に近づいた瞬間で、90分を通じて得点の予感はあまりなかった。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・15節
【チーム採点・寸評】
G大阪 4.5
宇佐美、パトリックにいつもの運動量と切れ味がなく、攻撃の迫力不足は明白だった。守備は両CBを中心に安定しており、危なげなく守りきった。
神戸 5
ブエノが宇佐美を封じるなど、守備陣の粘りは評価できる。しかしカウンターからゴール前までは運びながら、シュートまでつなげられないアイデアのなさはお粗末だった。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
ハイボールや遠目からのシュートは難なく処理。危ない場面はほとんどなく、静かな90分間を過ごした。
DF
4 藤春廣輝 5.5
持ち味のオーバーラップを見せるシーンは多くなかったが、守備では無難に左サイドにふたをした。
5 丹羽大輝 6
ミスなく相手FWと対峙し、つなぎにも安定感。セットプレーで一発決められれば文句なしだった。
8 岩下敬輔 6
後半は大森に見事なスルーパスを通すなど、攻撃でも輝きを放った。守備も文句なしの出来だった。
14 米倉恒貴 5
対面した左SBの安田のドリブルに後手に回るシーンもあった。クロスも精度が今ひとつだった。
MF
7 遠藤保仁 5
珍しくパスコースを探して迷うシーンも。周囲のサポートも少なく、効果的に中盤でボールを動かすことはできなかった。
11 倉田 秋 5
47分に難しい左足ボレーでゴールを脅かしたが、見せ場といえるシーンはそれぐらい。攻撃に変化をつけられなかった。
13 阿部浩之 5
守備の力強さは
あったが、ゴール前での質を欠いた。3本放った得意のミドルシュートも枠に飛ばせず、不完全燃焼だった。
15 今野泰幸 5.5
中盤を広範囲でカバーする能力はさすが。しかし攻撃をスピードアップさせるパスなど、変化をつける役割はできなかった。
FW
29 パトリック 4.5
どこか身体が重そうで、いつもの力強さを感じさせず。相手CBの増川に競り負けるシーンも目立ち、仕事をこなせず。
39 宇佐美貴史 4.5
運動量が少なく、スプリント回数は90分間でわずか6回。相手のファウル気味のチャージに苛立ち、あまりにも歩いている時間が多かった。
交代出場
MF
19 大森晃太郎 5
走ってボールを引き出そうとしたが空回り気味。肝心なオン・ザ・ボールのシーンでミスを犯すなど、不完全燃焼だった。
FW
24 赤嶺真吾 5
裏を狙ってボールを引き出そうとしたが、出し手とのタイミングが合っていないのかパスは出てこなかった。守備では献身的な動きを見せた。
FW
9 リンス -
短い時間であわやのシュートを放った。もう少し長い時間が与えられれば、ゴール前で一仕事する可能性は感じさせていた。
監督
長谷川健太 5
送り込んだ3枚の攻撃的なカードでも、停滞した試合を動かすことはできなかった。エース宇佐美には最後まで信頼を示したが、疲労困憊のエースがそれに応えることはなかった。
G大阪・長谷川監督が「両チームとも非常にお疲れモードというか、アグレッシブさがなかったゲームだった」と語る凡戦だった。攻撃陣は運動量が少なく、意外性のある崩しもないまま、守備の粘りばかりが目立った。
ホームのG大阪は、20分に宇佐美がパトリックに通したスルーパス(シュートは打てず)が、最も得点に近づいた瞬間で、90分を通じて得点の予感はあまりなかった。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・15節
【チーム採点・寸評】
G大阪 4.5
宇佐美、パトリックにいつもの運動量と切れ味がなく、攻撃の迫力不足は明白だった。守備は両CBを中心に安定しており、危なげなく守りきった。
神戸 5
ブエノが宇佐美を封じるなど、守備陣の粘りは評価できる。しかしカウンターからゴール前までは運びながら、シュートまでつなげられないアイデアのなさはお粗末だった。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
ハイボールや遠目からのシュートは難なく処理。危ない場面はほとんどなく、静かな90分間を過ごした。
DF
4 藤春廣輝 5.5
持ち味のオーバーラップを見せるシーンは多くなかったが、守備では無難に左サイドにふたをした。
5 丹羽大輝 6
ミスなく相手FWと対峙し、つなぎにも安定感。セットプレーで一発決められれば文句なしだった。
8 岩下敬輔 6
後半は大森に見事なスルーパスを通すなど、攻撃でも輝きを放った。守備も文句なしの出来だった。
14 米倉恒貴 5
対面した左SBの安田のドリブルに後手に回るシーンもあった。クロスも精度が今ひとつだった。
MF
7 遠藤保仁 5
珍しくパスコースを探して迷うシーンも。周囲のサポートも少なく、効果的に中盤でボールを動かすことはできなかった。
11 倉田 秋 5
47分に難しい左足ボレーでゴールを脅かしたが、見せ場といえるシーンはそれぐらい。攻撃に変化をつけられなかった。
13 阿部浩之 5
守備の力強さは
あったが、ゴール前での質を欠いた。3本放った得意のミドルシュートも枠に飛ばせず、不完全燃焼だった。
15 今野泰幸 5.5
中盤を広範囲でカバーする能力はさすが。しかし攻撃をスピードアップさせるパスなど、変化をつける役割はできなかった。
FW
29 パトリック 4.5
どこか身体が重そうで、いつもの力強さを感じさせず。相手CBの増川に競り負けるシーンも目立ち、仕事をこなせず。
39 宇佐美貴史 4.5
運動量が少なく、スプリント回数は90分間でわずか6回。相手のファウル気味のチャージに苛立ち、あまりにも歩いている時間が多かった。
交代出場
MF
19 大森晃太郎 5
走ってボールを引き出そうとしたが空回り気味。肝心なオン・ザ・ボールのシーンでミスを犯すなど、不完全燃焼だった。
FW
24 赤嶺真吾 5
裏を狙ってボールを引き出そうとしたが、出し手とのタイミングが合っていないのかパスは出てこなかった。守備では献身的な動きを見せた。
FW
9 リンス -
短い時間であわやのシュートを放った。もう少し長い時間が与えられれば、ゴール前で一仕事する可能性は感じさせていた。
監督
長谷川健太 5
送り込んだ3枚の攻撃的なカードでも、停滞した試合を動かすことはできなかった。エース宇佐美には最後まで信頼を示したが、疲労困憊のエースがそれに応えることはなかった。