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来季湘南加入が内定した帝京長岡のディフェンスリーダー松村晟礼。春先の大敗、連敗も糧に…日本一への決意を語る

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2021年07月25日

現在は負傷離脱で秋ごろの復帰予定

現在負傷し、戦線離脱中の松村だが、悲願の日本一へ向けて目線は高い。写真:安藤隆人

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 フェスティバル後には選手ミーティングも行なった。どれだけ負けが込んでも、試合の合間など松村は笑顔を見せて、「いいところもたくさんあるよってところを示したい」とチームにポジティブな空気が生まれるよう振る舞っていた。

「日本一の選手になりたいとは常に思っているし、CBでもボランチでもどちらでもできる選手として勝負をしていきたいと思っています」
 
 現在、彼は怪我で戦列を離脱している。復帰は秋ごろの長期離脱となりそうだが、それでも彼は冷静に前を見つめているだろう。怪我の期間は全てがマイナスではなく、そこで負荷がかかり続けた身体を休ませてあげることもできるし、自分の身体と心に向き合う時間も長くなる。彼のように将来がある選手であれば、プロに入る前にその時間が出来たことはポジティブにも捉えられる。何より、昨年からずっと熱烈なラブコールを送り続け、怪我をしても迷わず獲得を決めてくれた湘南の想いや期待も彼は感じているはずだ。

 秋には人間的にも選手としても大きくなって帰ってくるだろう。最後の選手権で日本一になること、そして湘南で1年目から躍動をすることを誓って、彼は今を大切に過ごしている。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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