スペイン人記者から見た日本のウィークポイントは?
ただ、だからこそ頼れるストライカーの不在が浮き彫りになったのも確かだ。実際、いくつかあったチャンスをモノにできていれば日本が勝ってもおかしくはない内容だった。
この前線のパンチ不足という点を差し引くと、日本は、スペインを筆頭にドイツ、ブラジル、フランス、アルゼンチンという優勝候補5か国に次ぐ存在という位置づけだろう。逆に言うと、得点源が出現すれば、日本の可能性はグッと高まる。
この前線のパンチ不足という点を差し引くと、日本は、スペインを筆頭にドイツ、ブラジル、フランス、アルゼンチンという優勝候補5か国に次ぐ存在という位置づけだろう。逆に言うと、得点源が出現すれば、日本の可能性はグッと高まる。
客観的に評価すれば、日本はメダル候補の1つ。金メダルは不可能とは言わないまでも、現状のままでは極めて難しいだろう。いずれにせよ、日本は早くからチームを立ち上げ、着実にテストマッチをこなしてきた。戦術的によく訓練された守備をベースに、攻撃に目を向けても個人能力が高い選手を揃えている。
本番で日本と再び顔を合わせることになれば、一筋縄ではいかない。それが今回のテストマッチを終えてのスペインサイドから見た日本に対する印象だ。
文●セルヒオ・サントス(アス紙五輪代表番)
翻訳●下村正幸
本番で日本と再び顔を合わせることになれば、一筋縄ではいかない。それが今回のテストマッチを終えてのスペインサイドから見た日本に対する印象だ。
文●セルヒオ・サントス(アス紙五輪代表番)
翻訳●下村正幸