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“ポスト長友”探しはいまだ難航中。期待したいのは浦和のレフティ【元日本代表左SB岩本輝雄の見解】

カテゴリ:連載・コラム

岩本輝雄

2021年06月18日

攻撃は“右肩上がり”にして後ろは3バック気味に

左サイドは守備を重視するなら、3バックにも対応できる佐々木は重宝されるはず。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 鳥栖の中野伸哉も将来的には楽しみなひとり。攻守両面で身に付けるべきことはたくさんあるけど、世代別代表の常連だから海外での戦いに慣れているだろうし、今後はどういう環境で自分を伸ばしていくかが重要になってくるだろう。

 攻撃面にフォーカスして考えてみたけど、長友の後継者探しはいったん脇に置いて、別のアプローチとして、左サイドはより守備を重視するのもありなんじゃないかと思う。そこで浮かび上がってくるのが、佐々木。あの1対1の強さは魅力的で、世界でもタフに戦えるはず。
 
 右サイドが充実しているなら、攻撃は“右肩上がり”にして、後ろは3バック気味で構える。佐々木はストッパーでも計算できるタイプだから、可変式システムに対応できる。なによりも高さがあるから、セットプレーで得点源になれる。実際、この前のキルギス戦でもCKからヘッドで決めているし、ある意味、攻撃力があると言える。

 9月の最終予選まで、あと約3か月。その頃には、新たな候補者が出ているかもしれないし、厳しい最終予選を通じて答えが見つかるかもしれない。強力なライバルが出てくれば、長友も負けまいとさらに奮起するに違いない。結果、日本の左サイドの戦力値は上がる。そういう展開を期待したいね。

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