大宮の置かれた状況は依然として厳しいが…
“霜田マジック”とでも言うべきか。
さっそく効果が現われた。栃木戦では4-1-4-1と4-2-3-1を併用して流動的に戦いながら、三門が感じた一番の変化を口にする。
「前に前にボールと人も入っていくことができた。(霜田監督からは)とにかくゴールに向かってプレーすると言われている」
その積極姿勢がチームを目覚めさせるきっかけとなった。
霜田監督も「非常に短い時間で用意してきたことをトライしてくれた。身体も張ってくれたし、気持ちのこもったプレーができた」と選手の奮闘を評価。具体的なアクション、プレーを伝えることで生まれ変わらせ、「本当に僕が見ていてもちょっと感動するぐらい選手たちがやってくれた」と目を細めた。
さっそく効果が現われた。栃木戦では4-1-4-1と4-2-3-1を併用して流動的に戦いながら、三門が感じた一番の変化を口にする。
「前に前にボールと人も入っていくことができた。(霜田監督からは)とにかくゴールに向かってプレーすると言われている」
その積極姿勢がチームを目覚めさせるきっかけとなった。
霜田監督も「非常に短い時間で用意してきたことをトライしてくれた。身体も張ってくれたし、気持ちのこもったプレーができた」と選手の奮闘を評価。具体的なアクション、プレーを伝えることで生まれ変わらせ、「本当に僕が見ていてもちょっと感動するぐらい選手たちがやってくれた」と目を細めた。
栃木戦後、霜田監督は場内を1周してサポーターに挨拶。「勝てなくて申し訳なかった。試合が終わってから勝点1なのにもかかわらず、大きな拍手をいただいた。こういうゲームをやり続けて、皆さんと一緒に戦えれば」。サポーターへしっかりと心を配る異例の対応に今後の期待が膨らむ。
しかし、大宮の置かれた状況は依然として厳しい。
栃木戦の引き分けで勝点12となったが21位のまま変わらない。J2残留圏の18位・ザスパクサツ群馬とは同5差で険しき道のりは、まだまだ続く。大山啓輔は「チームの雰囲気、勢いは確実に変わってきている。ここで下を向くことなく、もう一回、盛り上げながら戦っていきたい」と巻き返しを誓う。
迷路の出口は見えてきた。あとは次節の松本山雅FC戦で好感触を結果につなげること。14試合ぶりの勝利を掴み、上昇機運をがっちりと引き寄せたい。
取材・文●松澤明美(大宮花伝)
しかし、大宮の置かれた状況は依然として厳しい。
栃木戦の引き分けで勝点12となったが21位のまま変わらない。J2残留圏の18位・ザスパクサツ群馬とは同5差で険しき道のりは、まだまだ続く。大山啓輔は「チームの雰囲気、勢いは確実に変わってきている。ここで下を向くことなく、もう一回、盛り上げながら戦っていきたい」と巻き返しを誓う。
迷路の出口は見えてきた。あとは次節の松本山雅FC戦で好感触を結果につなげること。14試合ぶりの勝利を掴み、上昇機運をがっちりと引き寄せたい。
取材・文●松澤明美(大宮花伝)