ネクスト大迫に光明! オナイウ阿道はセルビア戦で何が良かったのか?

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2021年06月12日

スピードとフィジカルは大迫を上回り、伸びしろは十分

オナイウ(中)と鎌田(左)は公式戦で初めてコンビを組んだが、息の合ったプレーも見せた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 19年11月以来の日本代表招集となり、国際Aマッチはこのセルビア戦が初キャップだった。プレー自体は、後半からの出場だったが、違和感はなくチームにフィットしているように見えた。64分には伊東純也がカウンターで持ち込んで、並走したオナイウにパスを送り、ゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定で惜しくも代表デビュー戦での初ゴールを逃した。

 また、鎌田大地は、オナイウの動きをよく見ていた。77分には狭い局面だがパスを通そうとトライして、DFにカットされたが出し手と受け手の呼吸は合っているように見えた。こういう呼吸は、時間を重ねれば当然、フィットしてくるが、感覚が合うと最初からズレなく合致して良いプレーを出せる。鎌田、伊東、オナイウのコンビは、今後、おもしろくなるのではという期待を膨らませてくれた。

 個としてもプレーの粗さはまだあるが、前でボールを収められるし、セルビア戦では攻撃の流れを作った。スピードとフィジカルは大迫を上回り、伸びしろは十分にある。
 
 森保一監督はオナイウについて「トップで収めてくれたり、背後へ抜けてくれたり、マリノスでやっている守備の部分も、普段彼がやっていることを代表でもしっかり出してくれた。より高いレベルでプレーしていることを示してくれました」と高く評価した。

 15日のキルギス戦で出場した際は、目に見える結果を出すことが重要になる。

 その結果から次回の代表入りのチャンスを生み出し、鎌田や伊東、南野拓実ら海外組との連係を磨き、フィットしていけば、オナイウは大迫とは異なる新たな攻撃のカードになるだろう。海外移籍の話も出ているが、それが実現し、世界で揉まれてさらに成長すればカタール・ワールドカップ・アジア最終予選、そしてカタール・ワールドカップ本戦に向けてこれほど心強いことはない。

 ネクスト大迫として、期待したい。

取材・文●佐藤 俊(スポーツライター)

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