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【数字が語るEURO2020優勝候補の「切り札」 ポルトガル代表編】浮かび上がるのはC・ロナウド不要論?

カテゴリ:国際大会

手嶋真彦

2021年06月11日

個人勝率が高いのは中盤の3人。切り札の出現が待たれるポジションは…

主力組のなかでは、最も個人勝率が高ったブルーノ・フェルナンデス。不在時の勝率も低く、ポルトガルにとって不可欠な存在だ。(C) Getty Images

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 主力組で個人勝率が高いのは、
・アンカーのダニーロ・ペレイラ(63%/出場19試合で12勝)
・インサイドハーフのブルーノ・フェルナンデス(64%/14試合9勝)
・同じくインサイドハーフのジョアン・モウチーニョ(59%/22試合13勝)
 の3人だ。

 中盤に彼らがいないとポルトガルの勝率も下がる。ダニーロ不在の試合は勝率36%(11試合4勝)、B・フェルナンデス不在なら勝率は44㌫(16試合7勝)、モウチーニョ不在なら勝率は38%(8試合3勝)にとどまった。

 ただし、この3人には信頼に足る代役がいないわけではない。ダニーロの代わりにアンカーが務まるルベン・ネベスは勝率71%(7試合5勝)で、不在時勝率も48%(23試合11勝)と低いほうだ。B・フェルナンデスやモウチーニョの穴も、ネベスやセルジオ・オリベイラ(勝率60%/不在時勝率52㌫)で埋まるのではないか。

 ポルトガルの切り札は、実は最終ラインに隠れているのかもしれない。不安を抱えているセクションなので、切り札の出現が待たれていると言うべきか。
 
 CBのジョゼ・フォンテは勝率40㌫(15試合6勝)で、不在時勝率は67%(15試合10勝)とかなり高い。左サイドバックのラファエウ・ゲレイロは勝率43%(21試合9勝)で、不在時勝率は78%(9試合7勝)に跳ね上がる。失礼な言い方だが、どちらも不在のほうが勝てそうではないか。

 幸いCBには、マンチェスター・シティで活躍しているルベン・ディアス(勝率53%/17試合9勝。不在時勝率54%/13試合7勝)という軸がある。だとすればカギを握ってくるのは、W杯とEUROを合わせて今回が7大会目の出場となる38歳の大ベテランで、勝率が57%(23試合13勝)、不在時勝率は43%(7試合3勝)のペペという見方もできる。
 
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