「GKのなかでレベルは自分が一番下」
浜野コーチはFC東京のトップチームで長く指導。その後、各カテゴリーの代表でコーチを務めたのち、2019年、浦和に加入した。その際、前年まで務めた土田尚史GKコーチ(現:スポーツダイレクター)の強い推薦があったことでもその手腕は想像できる。
浜野コーチについて「とにかく熱い人」と話すのがFC東京時代の教え子でもあるGK塩田仁史だ。
「選手と向き合い、引っ張っていくコーチ。練習量は多く、当時GKだけの2部練習もあった。GKはリアクションのポジション。たとえ無理な体勢でも身体をコントロールできるように練習を積んだ」(※大宮時代の19年4月取材)と鍛え上げられていることが分かる。
また今年になり、鈴木が浜野コーチからマンツーマンで指導を受けている光景が何度も見られている。それは全体練習前、練習中、紅白戦の合間、練習後と時を選ばない。
5月中旬の会見で鈴木は目下の課題を「キックやクロスの対応」としたが、鉄は熱いうちに打てとばかりに、その都度、レクチャーを受けている。激しい練習と繰り返す反省と検証。これは試合に出始めた今だからこそ、余念がないのは容易に想像できる。
浜野コーチについて「とにかく熱い人」と話すのがFC東京時代の教え子でもあるGK塩田仁史だ。
「選手と向き合い、引っ張っていくコーチ。練習量は多く、当時GKだけの2部練習もあった。GKはリアクションのポジション。たとえ無理な体勢でも身体をコントロールできるように練習を積んだ」(※大宮時代の19年4月取材)と鍛え上げられていることが分かる。
また今年になり、鈴木が浜野コーチからマンツーマンで指導を受けている光景が何度も見られている。それは全体練習前、練習中、紅白戦の合間、練習後と時を選ばない。
5月中旬の会見で鈴木は目下の課題を「キックやクロスの対応」としたが、鉄は熱いうちに打てとばかりに、その都度、レクチャーを受けている。激しい練習と繰り返す反省と検証。これは試合に出始めた今だからこそ、余念がないのは容易に想像できる。
名伯楽・浜野コーチをはじめ、目標とする西川周作、戦力として、そして、その背中でGKという仕事を伝える塩田仁史と、これ以上ない教科書のような3人のもと、まさにブレイクの時を迎えた。それでも「GKのなかでレベルは自分が一番下」と謙虚さを忘れないのも鈴木らしい。
偶然ではなく、必然。いや、満を持してのこの活躍。
いったいどこまでいくのか。鈴木彩艶のこれからが楽しみだ。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
偶然ではなく、必然。いや、満を持してのこの活躍。
いったいどこまでいくのか。鈴木彩艶のこれからが楽しみだ。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)