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【ACL展望】2トップのコンディションが気掛かりなG大阪は、堅守+カウンターを貫けるか?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年05月19日

今野らを中心にこぼれ球の攻防で上回りたい。

こぼれ球の攻防が勝敗を分けるポイントになりそうだ。今野らを中心にその回収率を高めたい。(C) SOCCER DIGEST

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ポイント3)対戦相手をどう攻略するか?
 
 G大阪の基本戦術はこれまでどおりの「堅守+カウンター」だろう。FCソウルは、186センチの長身FWキム・ヒョンソンにボールを集めて、そのこぼれ球を拾いながら攻撃を仕掛けてくる。「こぼれ球の攻防」は勝敗を分けるポイントのひとつで、今野らを中心に回収率を高めれば、逆にカウンターを繰り出せるだろう。
 
 もっとも、FCソウルはグループステージの6試合で5得点・6失点。攻撃力が低く、守備力が突出した“攻低守高”なだけに、G大阪がボールを保持する場面も増えるはず。パトリックの高さで牽制しながら、宇佐美の個人技やサイドでのコンビネーションで打開したい。
 
ポイント4)攻撃・守備面で鍵を握るのは誰?
 
 攻撃の鍵は、やはりJリーグでも屈指の2トップだ。パトリックを裏に走らせて相手のラインを下げながら、ブロックの隙間に宇佐美が入り込んで個人技で打開できるか。逆に押し込まれる展開となっても、ふたりだけで攻撃を完結する力があるだけに、鋭いカウンターは効果的だろう。
 
 一方で守備のキーマンは、ボランチの今野、丹羽と岩下のCBコンビだ。今野はこぼれ球の回収役としてフル稼働が期待される。また、CBコンビは的確なラインコントロールをしながら、相手の長身FWに対応できるか。ラインを下げ過ぎれば“高さ”で押し込まれる危険性もある。
 
文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
 
ポイント5)鹿島担当記者が語るFCソウルのウィークポイント
 
 グループステージの6試合で計5得点という数字が示すように、攻撃力は決して高くない。中盤でのパスワークは一定のレベルにあるが、アタッキングサードでのアイデアを欠いているのだ。俊敏なユン・イルロクのドリブルや長身FWのキム・ヒョンソンへのクロスをケアしておけば、抑えることは難しくないだろう。
 
 ただし、セットプレーには警戒が必要だ。鹿島戦で挙げた3点のうち2点はセットプレー。イ・ウンヒ、オスマールらCBの高さは脅威で、ショートコーナーも織り交ぜるなどバリエーションも豊富。チャンスを与えないように、自陣でのファウルは極力避けたい。
 
文:五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)
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