スアレスと天秤にかけて選んだのは…
トップ下はペドリ。中盤には同僚のフレンキー・デヨングをはじめ、コケ(A・マドリー)、セルヒオ・カナレス(ベティス)ら候補は目白押しだが、加入1年目にしてバルサの中盤に君臨し、気の利いたプレーでメッシをサポートしながら、そのエースとともに攻撃を牽引した働きぶりを評価した。
右WBは伸び盛りのエメルソン(ベティス)をチョイス。筋骨隆々の肉体から生み出されるパワフルなプレーが持ち味で、力強いオーバーラップで攻撃に厚みをもたらし、1対1における対人守備でも強さを発揮。まだまだ伸びしろを残しており、報じられているようにバルサに加入すれば、貴重な戦力となりそうだ。
左WBはセビージャのアクーニャ。彼もまた攻守に貢献できる万能型で、シーズン終盤に、コンディションが上向くとともに尻上りに調子を上げた。前任者のセルヒオ・レギロン(トッテナム)を上回るという現地の評価がそのまま活躍ぶりを物語っている。
右WBは伸び盛りのエメルソン(ベティス)をチョイス。筋骨隆々の肉体から生み出されるパワフルなプレーが持ち味で、力強いオーバーラップで攻撃に厚みをもたらし、1対1における対人守備でも強さを発揮。まだまだ伸びしろを残しており、報じられているようにバルサに加入すれば、貴重な戦力となりそうだ。
左WBはセビージャのアクーニャ。彼もまた攻守に貢献できる万能型で、シーズン終盤に、コンディションが上向くとともに尻上りに調子を上げた。前任者のセルヒオ・レギロン(トッテナム)を上回るという現地の評価がそのまま活躍ぶりを物語っている。
FWは、メッシは鉄板だろう。マドリーとアトレティコとの直接対決では不発に終わったが、序盤の出遅れからあっという間に巻き返して30得点の大台に乗せ5年連続8度目のピチーチ(得点王)を獲得。ゴールのレパートリーの豊富さも特筆に値し、オブラクの好守に阻まれたとはいえ、アトレティコ戦で見せた“ごぼう抜きドリブル”はとても34歳を目前にしたベテランのプレーとは思えない。
前線のもう1枚は、エースストライカーとしてアトレティコの優勝に貢献したルイス・スアレスと天秤にかけて、マドリーのカリム・ベンゼマを選んだ。フランス代表のディディエ・デシャン監督が過去のわだかまりを捨ててまでEUROの最終メンバーに招集した事実がそのまま今シーズンの活躍への回答となる。守備網のすき間を縫ってパスを捌き、コースを狙いすまして流し込み、ヘディングからもゴールを量産した。
文●下村正幸
前線のもう1枚は、エースストライカーとしてアトレティコの優勝に貢献したルイス・スアレスと天秤にかけて、マドリーのカリム・ベンゼマを選んだ。フランス代表のディディエ・デシャン監督が過去のわだかまりを捨ててまでEUROの最終メンバーに招集した事実がそのまま今シーズンの活躍への回答となる。守備網のすき間を縫ってパスを捌き、コースを狙いすまして流し込み、ヘディングからもゴールを量産した。
文●下村正幸