期待を大きく裏切ったローマの主砲も…
そのほかでは、7得点・3アシストという不振に加え、パウロ・フォンセカ監督との不和などボヌッチ同様キャプテンとしての責任を十分に果たしたとはいえないFWエディン・ジェコも、期待を大きく裏切った1人だった。
またMFでは、ブレッシャからミランへのステップアップという重圧をはね返せず、ピッチ上でも無難かつ消極的なプレーが目立ったサンドロ・トナーリ、冬にサンプドリアからベネベントに移籍して残留への貢献が期待されながら、ほとんどの試合で及第点以下の採点を受けてシーズンを終えたファビオ・デパオーリも残念なシーズンを送った。
またMFでは、ブレッシャからミランへのステップアップという重圧をはね返せず、ピッチ上でも無難かつ消極的なプレーが目立ったサンドロ・トナーリ、冬にサンプドリアからベネベントに移籍して残留への貢献が期待されながら、ほとんどの試合で及第点以下の採点を受けてシーズンを終えたファビオ・デパオーリも残念なシーズンを送った。
DFでは、ダントツでリーグ最多失点だったクロトーネのリサンドロ・マガジャン、そしてやはりキャプテンでありながらレギュラーの座を失い、マージナルな立場に置かれたアセッシオ・ロマニョーリ、そしてGKではベテランのペペ・レイナに正守護神の座を奪われ、アルバニア代表でも控えに落ちたトマシュ・ストラコシャの名前を挙げておきたい。
文●片野道郎
文●片野道郎