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【20-21日本人欧州組ベスト11 vol.5】「MVPは“1対1のキング”で決まり。鈴木優磨よりも南野拓実を評価した理由は…」

カテゴリ:海外日本人

井川洋一

2021年05月19日

CBは板倉も好印象を残したが…

本職ではない左SBでも奮闘した酒井はマルセイユ退団が濃厚視されている。(C)Getty Images

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 最終ラインは右に菅原由勢(AZ)を選んだ。今季から正式契約を結んだ20歳の攻撃的なライトバックは、序盤にチャンピオンズ・リーグ予選を経験した後、ヨーロッパリーグでは敵地でのナポリ戦にフル出場し、勝利に貢献。その後はリーグ戦でもレギュラー格となり、鋭い攻撃参加から2度、ゴールを奪っており、そのうちのひとつは決勝点だった。

 逆サイドにはベテランの酒井宏樹(マルセイユ)を選んだ。この31歳の主戦場は右で、左には同僚の長友佑都もいるが、スタッツでも存在感でもこちらが上。リーグ・アン第2節、パリ・サンジェルマンとの敵地でのル・クラシークでは、身を挺して相手のゴールチャンスを防ぎ、1-0の勝利に貢献し、試合終了間際の乱闘時には怒り狂う仲間をなだめた。今季終了後には、浦和レッズへの移籍が濃厚とされ、9年ぶりにJリーグでその勇姿を見られることになりそうだ。

 中央には、オランダでメキメキと成長する板倉滉(フローニンヘン)も好印象を残しているが、やはり守備の国イタリアで奮闘する二人を。22歳の冨安健洋(ボローニャ)は、CBのレギュラーとして今シーズンをスタートさせながら、チーム事情で左にも右にも対応し、選手としての幅をさらに広げている。

 32歳の吉田麻也(サンプドリア)も不慣れなポジション、右サイドバックを何度か任され、のちに優勝するインテルとの一戦では勝利に寄与。GKにはストラスブールで定位置争いを制した38歳の川島永嗣を選んだ。

文●井川洋一(スポーツライター)
 
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