• トップ
  • ニュース一覧
  • 「サカイを決して忘れない」酒井宏樹の“退団報道”に、現地ジャーナリストが惜別「アジアン・スピリットが好きだった」

「サカイを決して忘れない」酒井宏樹の“退団報道”に、現地ジャーナリストが惜別「アジアン・スピリットが好きだった」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月13日

「彼はマルセイユで良いシーズンを過ごした」

今夏にJリーグのクラブに復帰する見通しが浮上している酒井。この報道は、現地でも小さくない反響を呼んでいる。 (C)Getty Images

画像を見る

 現地時間5月10日、フランスの『RMC Sports』や現地紙『La Provence』など複数のメディアが、マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹がシーズン終了後にクラブを退団する準備を進めていると報じた。

 今シーズンはリーグ・アンで28試合に出場している日本人DFは、2022年6月まで契約を残している。しかし、移籍金150万ユーロで、Jリーグのクラブに戻るという見通しだと現地でも報じられている。
 
 この報せを受け、現地ラジオ局『Radio Star』に出演した、熱狂的なマルセイユファンであるコメンテーターのルネ・マルビル氏が、酒井に熱いメッセージを送ったようだ。

 ジャーナリストとしても活動するマルビル氏は、酒井のことを「決して忘れないだろう」と語ったという。
 
「彼はマルセイユで良いシーズンを過ごした。今シーズンは偉大ではないかもしれないが、決して嘆かわしい存在ではなかった。ひとつ不幸を挙げるとするなら、ブナ・サールの後を継いだということ。サカイは攻撃的ではないので、比較されて苦しんだ。だが、私はあのアジアン・スピリットが好きだった。試合中に怒鳴ったりしないし、フィールドで手を抜いたりもしない。そして右サイドでも、左サイドでもプレーできた、素晴らしい選手だ」

 酒井は2012年に柏レイソルからハノーファーに入団し、2016年にマルセイユに加入。以降、そしてヨーロッパリーグ決勝進出(17-18シーズン)や昨シーズンは念願のチャンピオンズ・リーグ出場など実績を重ね、そのプレーで現地サポーターの信頼を勝ち取ってきた。「サムライ」として親しまれた選手の去就は、現地ファンの心にも響くものがあるようだ。

 酒井の帰国が実現すれば、9年ぶりの国内復帰となる。ベテラン戦士となった31歳DFの熟練したプレーが、今度は日本のファンを楽しませることになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「150万ユーロで母国に戻る準備を…」“サムライ”酒井宏樹の去就に現地メディアも注目! 「すでに動きを見せている」
「サカイよ、日本人選手も悪くなかった」J復帰報道の酒井宏樹、仏メディアがマルセイユ退団を惜しむ「闘志と使命感は誰よりも輝いていた」
「世界最高レベルだ」伊東純也を含むヘンクの“BIO”トリオを指揮官&現地メディアが称賛!
「偉大な宝石を磨き始めた」浦和GK鈴木彩艶をブラジル・メディアが絶賛!「素晴らしい第一印象」
「世界の至宝に何を…」イニエスタがクリームまみれに! 主将が“手荒な”祝福を受ける姿が大反響!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ