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極上のプレーがまだ日本で見られる幸せ。イニエスタは神戸のいち選手という枠に収まらない

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2021年05月11日

「自分は小さい目標にモチベーションは感じない」(イニエスタ)

負傷から復帰した広島戦でも好プレーを連発。2023年まで、その美技に酔いしれることができる。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

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 そんなワールドクラスのスターである稀代のエンターテイナーが、日本で現役を続けることに興奮を覚えないわけがない。

 もはや、その存在は神戸のいち選手という枠に収まらない。

 契約延長が発表された会見で、三木谷浩史会長は「プレーだけではなく、いわゆるスポーツ選手、あるいは人間としてのリスペクトを世界中から集めているイニエスタが、継続的に日本でプレーをしてくれるのは、日本のサッカー界にとっても非常に大きなことなのではないかなと思います」と話した。

 それに呼応するように、イニエスタ自身も以下のように語っている。
 
「みなさんに語り継いでいただけるように全力で、ピッチで表現していてけたらと思っています。自分のモチベーションはピッチで最高のプレーをすることで、そのために日々のトレーニングを続けていますし、これからも長く続けていければと思っています。ここからヴィッセル神戸をさらに強いチームにしていく挑戦は続きますが、自分は小さい目標にモチベーションは感じないというか、大きな目標を勝ち取りたい性格なので、そのためにこのチームをさらに高みに連れていくための貢献を出来る限りしていきたいです」

 極上のプレーがまだ日本で見られるのは、幸せという他ない。

 発表の前日には『重要な会見』として報じられ、多くの波紋を呼んだが(引退発表ではなく胸を撫で下ろしたファンは多いはずだ)、Jリーグの世界的な知名度の向上、日本人選手への影響を考えれば、まさしく“重要な発表”となったのである。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 
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