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「移籍市場が閉まっている時は…」欧州クラブで働く日本人強化スタッフの仕事に迫る――【STVVの野望】

カテゴリ:連載・コラム

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年04月27日

移籍市場が閉まっている時期の仕事は?

19年夏にシント=トロイデンからボローニャに移籍し、獅子奮迅の活躍を見せる冨安。こういったステップアップを遂げた選手の活躍が柴田氏の活力になっているようだ。(C)Getty Images

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――移籍市場が閉まっている時期はどんな仕事をされていますか?

「先ほどお話したウェアの管理と、選手の契約更新の準備が中心です。仕事量だけで見ればマーケットが開いている時よりは少ないですね。ただ、次の移籍市場に向けた資料の雛形づくりなど、効率化を図る作業もこの時期の重要な任務です。強化部での経験がまだ浅いので、準備を大事にしてどんな状況でも楽に対応できるように心がけています」

――選手との関わりは?

「移籍が完了してしまえば、そこまで深く関わることはないですが、クラブハウス内で会えば話したりはしますよ。日本人選手に関しては、生活面などで困ったことがあればサポートすることもありますね」
――仕事でやりがいを感じる場面は?

「他のクラブにステップアップを果たした選手の活躍ぶりを見るのは嬉しいですね。自分が多少なりとも関わった選手たちなので。冨安健洋選手や鎌田大地選手、遠藤航選手など、日本人だとなおさらですね」

――今後のキャリア設計やビジョンは?

「いまは勉強中の身で、目の前の仕事を必死にこなしている状態なので、自身のキャリアについてはまだ考えられないというのが正直なところです。ただ、漠然とですがチームに関しての目標はあります。STVVは日本企業がオーナーを務め、日本人選手を積極的に獲得しているクラブです。なので、Jクラブの選手やスタッフ、ファンの方々に、『STVVでチャレンジしたい』、『STVVなら安心して送り出せる』と感じてもらえるようなクラブにしていきたいです。実際に主導するのは経営陣になると思いますが、そこに少しでも携わりたいと考えています。今後もSTVVとともに成長していきたい。それがいまの願いですね」

※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年5月6日号より転載・加筆
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