「タクミに求められるのは、とにかく…」
「サウサンプトンで与えられたチャンスで彼が示すべきは、とにかくゴールだろう。前線のポジションは確約されているわけではなく、争っている。だが、タクミの持つテクニックと、ボールに対する鋭敏な反応はチームにとって素晴らしい強みになる。与えられた機会でそれを発揮することが必要だ。ゴールやアシストを残せるのがベストだろう」
そして、「(ラルフ・)ハーゼンヒュットル監督は頭を悩ませていると思うよ。代表戦での活躍を祈り、戻って来るのを楽しみにしている」と後輩にエールを送った。
そして、「(ラルフ・)ハーゼンヒュットル監督は頭を悩ませていると思うよ。代表戦での活躍を祈り、戻って来るのを楽しみにしている」と後輩にエールを送った。
この言葉は、ある意味で現実となった。日韓戦ではゴールこそなかったが、意欲的に動けていたし、モンゴル戦では先制ゴールも決めた。ワールドカップの予選で5試合連続でゴールし続けることは、前線の選手にとって何ものにもかえがたい喜びだろう。
きっと、抱えていたフラストレーションも、日本代表の試合で解消されたかもしれない。韓国戦と、モンゴル戦を見てそういう風にも感じた。
次の試合は4月4日のバーンリー戦となる。プレミアの舞台でもがき苦しんでいるとはいえ、自身の価値を証明するためにも、残りのシーズンで躍動するのを楽しみにしている。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
STEVE MACKENZIE
profile/1968年6月7日にロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。
きっと、抱えていたフラストレーションも、日本代表の試合で解消されたかもしれない。韓国戦と、モンゴル戦を見てそういう風にも感じた。
次の試合は4月4日のバーンリー戦となる。プレミアの舞台でもがき苦しんでいるとはいえ、自身の価値を証明するためにも、残りのシーズンで躍動するのを楽しみにしている。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
STEVE MACKENZIE
profile/1968年6月7日にロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。