内田がベンチを温め続けることにドイツメディアも疑問を呈する状況に。
一方、右膝蓋腱炎の影響で10日間の休養を与えられているシャルケの内田はメンバー外となった。2月下旬に行なわれたドルトムントとのダービーには「怪我はあまり良くないけど死んでも出ようと思っていた」と強行出場する形でフル出場。結果、状態は悪化して翌節はベンチスタートとなり、以降4試合はベンチを温め続けた。メンバー入りはしていたものの、怪我の状態が思わしくなく様子を見ながらのベンチ入りが続いていた形だ。
しかし、前節ヴォルフスブルク戦ではメンバー外となり、ミュンヘンでミュラー・ヴォルファート医師の診察を受けることになった。内田がベンチを温め続けていることに対し、ドイツメディアが疑問を呈したことが大きな要因だろう。
内田は日本のメディアに対し怪我の状態が思わしくないことを語っていたが、この一連の報道によってシャルケ内で内田の怪我について再び議論されることになったのも事実だろう。とはいえ、何のアナウンスもなく内田がメンバー外になったこともあり、ヴォルフスブルクの記者室では「ウシダはどうしたんだ?」と不思議そうな表情を浮かべる記者も少なくなかった。
すでにシャルケは来季のチャンピオンズリーグに出場できないことが決定的となり、なんとかヨーロッパリーグ出場圏内の5位に留まっている状態。しかし、最近10試合の成績は1勝5分け4敗と調子は上がらず、ヨーロッパリーグ出場すら危ぶまれている。残り4試合も残留争いの真っただ中にあるチームとの対戦になるだけに、タフな戦いを強いられそうだ。
文:山口裕平
しかし、前節ヴォルフスブルク戦ではメンバー外となり、ミュンヘンでミュラー・ヴォルファート医師の診察を受けることになった。内田がベンチを温め続けていることに対し、ドイツメディアが疑問を呈したことが大きな要因だろう。
内田は日本のメディアに対し怪我の状態が思わしくないことを語っていたが、この一連の報道によってシャルケ内で内田の怪我について再び議論されることになったのも事実だろう。とはいえ、何のアナウンスもなく内田がメンバー外になったこともあり、ヴォルフスブルクの記者室では「ウシダはどうしたんだ?」と不思議そうな表情を浮かべる記者も少なくなかった。
すでにシャルケは来季のチャンピオンズリーグに出場できないことが決定的となり、なんとかヨーロッパリーグ出場圏内の5位に留まっている状態。しかし、最近10試合の成績は1勝5分け4敗と調子は上がらず、ヨーロッパリーグ出場すら危ぶまれている。残り4試合も残留争いの真っただ中にあるチームとの対戦になるだけに、タフな戦いを強いられそうだ。
文:山口裕平