いずれも２回以上の優勝歴を誇る名門４チームが勝ち上がったチャンピオンズ・リーグの準決勝。４月24日に組み合わせ抽選が行なわれ、バルセロナ対バイエルン、ユベントス対レアル・マドリーの対戦に決まった。
 
　注目は、バルセロナ対バイエルン。グアルディオラ監督がバイエルンを率いて初めて古巣バルサと対戦することに。かつてバルサでポゼッションサッカーの極致とも言えるチームを築き、栄光をほしいままにした革新的な指揮官は、その進化形とも言えるサッカーをバイエルンで完成させようとしている。この同門対決は、はたしてどちらに軍配が上がるのか。
 
　バルサとバイエルンの過去の対戦成績は、５勝２分け１敗でバイエルンが圧倒的にリードしている。
 
　大会の名称がチャンピオンズ・カップからチャンピオンズ・リーグ（CL）に変わった1992-93シーズン以降で初の連覇を狙うレアル・マドリーに立ちはだかるのは、12年ぶりにベスト４に勝ち上がったユベントス。
 
　この両チームの過去の対戦成績は、８勝１分け７敗でR・マドリーがひとつ勝ち越している。
 
【準決勝の対戦カード】
バルセロナ対バイエルン
第１レグ：５月６日（日本時間７日３時45分）＠カンプ・ノウ
第２レグ：５月12日（日本時間13日３時45分）＠アリアンツ・アレーナ
 
ユベントス対レアル・マドリー
第１レグ：５月５日（日本時間６日３時45分）＠ユベントス・スタジアム
第２レグ：５月13日（日本時間14日３時45分）＠サンチャゴ・ベルナベウ

　決勝は６月６日（土）にベルリンのオリンピア・シュタディオンで開催される。

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