シャルケ戦で無得点も高い献身性が評価される岡崎。怪我との戦いが続く内田の復帰は?

カテゴリ:ワールド

山口裕平

2015年04月27日

監督交代を経て岡崎のプレーから迷いが消えた。

30節のシャルケ戦はノーゴールに終わったものの、岡崎は献身的な働きが評価された。(C) Getty Images

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 ブンデスリーガ30節のマインツ対シャルケの試合は、CBベルがセットプレーから2得点を奪い、ホームのマインツが2-0でシャルケを退けた。一時は残留争いに巻き込まれるほど低迷したマインツだが、マルティン・シュミット監督の就任以降は徐々に調子を上げている。この勝利で勝点を37まで積み上げて10位に浮上し、今季の1部残留を確定させた。
 
 前節フライブルク戦で2得点を挙げてチームの勝利に貢献した岡崎慎司は、この日も先発フル出場を果たした。昨季記録したリーグ戦15得点の更新や、マインツの通算最多得点記録の更新に向けてゴールが期待されたものの、最後までゴールネットは揺らせなかった。
 
 地元紙『アルゲマイナー・ツァイトゥング』は岡崎に2.5点の評点を与え、「この日本人は常にパスを出す準備ができており、前線で攻撃に参加しただけでなく後方でもプレーに参加した。ゴールを決めることはできなかったが、それでもチームにとってこのストライカーは重要な存在だった」と寸評を加えている。岡崎はゴールこそ決められなかったが、それ以外の部分での献身的な働きが評価されたということだ。
 
  マインツのエースストライカーでありながら、岡崎はゴール以外の働きでも高く評価されている。FWである以上ゴールを奪った試合では高い評価を受けることになるが、ゴールを奪えない試合でも精力的にピッチを走り回り、献身的に守備もこなしてチームに貢献していることをファンも分かっている。
 
 昨季マインツに加入し、当時チームを率いていたトゥヘル監督からCFのポジションを与えられると、点を取る仕事に専念させてもらえたこともあって昨季は15ゴールを記録。もちろん、得点以外での貢献が無くなったわけではなかったが、岡崎のなかでは点を取ることに集中するあまり、攻撃の組み立てや守備面での貢献が不十分ではないかという迷いが消えなかった。
 
 しかし、チームが不振に陥り、監督交代を経てからはその迷いが消えたのか、最近の岡崎はゴールへのこだわりとチームへの献身を、高いレベルで両立することを目指してプレーしている。
 
 マインツとの契約が2016年6月で切れることもあり、国内外から岡崎獲得を狙う噂は絶えないが、岡崎がチームに残ることをシュミット監督が望むのも、もっともな話ではある。

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