【韓国メディアの反応】日本のグループを“蜂蜜のように甘い”と言及

カテゴリ:日本代表

慎武宏

2015年04月15日

「日本は最高の組み合わせとなった」(通信社『NEWSIS』)

一部メディアでは日本のグループEにも言及。「クル・ジョ(蜜組)」と名付けるなど“楽なグループ”と見ている。(C)サッカーダイジェスト

画像を見る

 そんなことを知ってか、クアラルンプールでの組分け抽選会に参加したウリ・シュティーリケ監督も、「問題のないグループだが、楽なチームはなく、すべてのチームを尊重しなければならない。真剣に取り組む必要があるだろう」と前置きし、「クウェートとはアジアカップで対戦し、辛うじて勝利を収めた。我々に雪辱しようと挑んでくるだろう。レバノンはフィジカルが強い。準備を徹底的にしなければならない」と気を引き締めている。
 
 一方で、「なによりも重要なのは、集中してすべての試合に臨むことだ。我々の実力を発揮できれば予選を通過できるだろう」(シュティーリケ監督)と、これまでのチーム作りと選手たちへの信頼も隠さなかった。
 
 アジアカップでの準優勝で、依然として高い支持率を誇るシュティーリケ監督だけに信頼は厚い。解説者で昨季は城南FCの代表を務めたシン・ムンソン氏も、「大きな心配をせずに2次予選を戦えるグループだ。シュティーリケ監督の下で築いてきた戦いを成熟させ、本大会で好成績を収められるチームになってほしい」とエールを送っている。
 
 ちなみに、韓国メディアは日本の組分けにも言及。通信社『NEWSIS』は「北朝鮮は曇り、日本は快晴」と題した記事で、ハリルホジッチ・ジャパンの組分けについて、「シリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアと同居する、最高の組み合わせとなった」と報じている。
 
 また、ネットメディアの『STN』は、日本のグループEを“蜂蜜のように甘い”という意味が込められた造語である「クル・ジョ(蜜組)」と名付けている。シリア、アフガニスタンなどの政情不安が心配されるが、韓国のグループに比べればさほど“厳しい”とは見られていないようだ。
 
文●慎 武宏
【関連記事】
【日本代表】ロシアW杯アジア2次予選、突破へのキーポイントは?
日本代表 W杯アジア2次予選 日程・結果
ロシアW杯アジア2次予選、日本はシリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアと同居
【韓国が見た日本】ハリル新体制の船出を高評価。シュティーリケとの共通点にも言及
【韓国メディアの視点】Kリーグに新風を吹き込む前鳥栖監督のユン・ジョンファン
【韓国メディアの視点】煮え湯を飲まされたハリルホジッチ氏の就任に警鐘も
【セルジオ越後の天国と地獄】この2試合は、アギーレでも勝てたよ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年9月号
    8月8日(金)発売
    [注目クラブを総力特集!!]
    改革元年 RB大宮アルディージャ解体新書
    「レッドブル体制」でのJ1への挑戦
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年8月21日号
    8月7日発売
    25-26 欧州各国リーグ開幕ガイド 詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ