分析がハマって勝利に繋がった時は最高の気分
――選手とはどのように接していますか?
気付いた点があれば常に助言をするようにしています。戦術練習の際には必ず映像を撮っているので、相談を受ければ個人用に切り取って渡すこともあります。難しい点としては、苦しんでいる選手に対するアプローチですね。試合に出ていない選手は素材がないので、映像を使ったアドバイスにも限りがあるんですよね。
――やりがいを感じる瞬間は?
やはり自分の分析が実際の試合でハマって、勝利に繋がったときですね。ただ、相手が過去にまったく採用したことのないシステムで臨んでくるケースもあって。そういう時は、がっかりします(笑)。
――分析がハマった時は、監督から労いの言葉があったりするんですか?
あまり褒められることはないですね(笑)。準備したものが機能する。基本的にそれが前提の仕事なので。
気付いた点があれば常に助言をするようにしています。戦術練習の際には必ず映像を撮っているので、相談を受ければ個人用に切り取って渡すこともあります。難しい点としては、苦しんでいる選手に対するアプローチですね。試合に出ていない選手は素材がないので、映像を使ったアドバイスにも限りがあるんですよね。
――やりがいを感じる瞬間は?
やはり自分の分析が実際の試合でハマって、勝利に繋がったときですね。ただ、相手が過去にまったく採用したことのないシステムで臨んでくるケースもあって。そういう時は、がっかりします(笑)。
――分析がハマった時は、監督から労いの言葉があったりするんですか?
あまり褒められることはないですね(笑)。準備したものが機能する。基本的にそれが前提の仕事なので。
――今シーズンは一時期最下位に沈むなど、難しいシーズンを過ごしています。苦労
している点はありますか?
シーズン途中での監督交代(20年12月にケビン・マスカット→ピーター・マースへ)はやはり難しかったですね。短い準備期間で新監督の考え方などを理解して、それを分析した映像に落とし込まなくてはいけないので。マースは相手選手の細かい情報を求めてくるのが特徴ですね。
――チームが浮上するには、何が必要だと思いますか?
監督が変わったばかりということもあるので、まずはチーム全体が、マースのやり方を理解する必要があると思います。あとは、チームとして一体感を形成することが、いまは最も重要なのかなと。
――日本と欧州でゲーム分析の分野で違いはありますか?
私自身はJクラブで働いた経験がないので、日本の現状を完全に把握しているわけではありません。ただ、ベルギーではどのスタジアムにも、分析用のワイドアングルカメラが設置されるなど、アナリストが仕事をしやすい環境が整えられています。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年2月4日号より転載・加筆
している点はありますか?
シーズン途中での監督交代(20年12月にケビン・マスカット→ピーター・マースへ)はやはり難しかったですね。短い準備期間で新監督の考え方などを理解して、それを分析した映像に落とし込まなくてはいけないので。マースは相手選手の細かい情報を求めてくるのが特徴ですね。
――チームが浮上するには、何が必要だと思いますか?
監督が変わったばかりということもあるので、まずはチーム全体が、マースのやり方を理解する必要があると思います。あとは、チームとして一体感を形成することが、いまは最も重要なのかなと。
――日本と欧州でゲーム分析の分野で違いはありますか?
私自身はJクラブで働いた経験がないので、日本の現状を完全に把握しているわけではありません。ただ、ベルギーではどのスタジアムにも、分析用のワイドアングルカメラが設置されるなど、アナリストが仕事をしやすい環境が整えられています。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年2月4日号より転載・加筆