• トップ
  • ニュース一覧
  • 【コパ・リベルタドーレス決勝プレビュー】試合巧者のサントスvs若手主体のパルメイラスのブラジル勢対決!注目選手は?

【コパ・リベルタドーレス決勝プレビュー】試合巧者のサントスvs若手主体のパルメイラスのブラジル勢対決!注目選手は?

カテゴリ:ワールド

沢田啓明

2021年01月30日

ブラジル国内ではサントス有利の見方が強い

サントスで栄光の10番を背負うソテルド(左から2人目)。高い攻撃性能に加え、守備能力も高い。(C) Getty Images

画像を見る

■サントス(ブラジル)
今大会の成績:8勝3分け1敗/ 20得点・9失点

▼キープレーヤー
DFルーカス・ヴェリッシモ
■ブラジル国籍(25歳)
■今大会の成績:10試合・1得点

状況判断が的確で優れたタックルの技術を誇る。機を見た持ち上がりと正確なフィードで攻撃の起点としても機能。準決勝では頭部を負傷しながらも戦い抜いた。

FWカイオ・ジョルジ
■ブラジルU-20代表(18歳)
■今大会の成績:11試合・5得点

敵守備陣の裏を取るのが巧みなラインブレイカー。両足で強いシュートが撃てるうえ空中戦も得意な18歳は、20年U-17W杯で5得点を挙げブラジルの優勝に貢献。

FWジェフェルソン・ソテルド
■ヴェネズエラ代表(23歳)
■今大会の成績:10試合・2得点

身長159センチの小兵ウインガーは、スピード豊かなドリブルが持ち味。左サイドを切り裂き、決定機を演出する。カットインからのミドルシュートも威力十分だ。
 

▼チーム紹介
 クカ監督は国内有数の戦術家にして稀代のモチベーターだ。13年にアトレチコMGを南米王者に導いた名将で、昨年8月に監督に就任。クラブのDNAを重んじてチームを刷新し、攻撃的なスタイルに回帰した。

 ベースのシステムは4-3-3、もしくは4-4-2。相手のプレー内容や時間帯によってハイプレスとブロック守備を使い分け、左のソテルド、右のマリーニョの小柄なドリブラーがサイドを切り裂いてチャンスを作り、中央のカイオに合わせる。

 中盤の3人のミドルシュートも威力があり、重要な得点源だ。

 守備の課題は、ウイングとSBが高い位置を取った後、その後方のスペースを相手にえぐられた際の対応だ。アンカーのアリソンと両SBの連携が鍵になってくる。

 グループステージを5勝1分けの首位で突破し、準々決勝で強豪グレミオに2試合合計5-2。ボカとの準決勝は押し気味に戦ったアウェーで引き分け、ホームで3-0と快勝した。南米でいま最も波に乗っているチームだろう。

 準決勝第2レグの試合内容に限れば、決勝で戦うパルメイラスをはるかに上回っていただけに、ブラジル国内ではサントス有利の見方が強い。

 敵も得意とするサイドの攻防で序盤から主導権を握ってプレーできれば9年ぶりの戴冠が見えてくる。

文●沢田啓明
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年2月4日号から転載

【関連記事】
ジーコが熱望した鹿島加入のMFディエゴ・ピトゥカとは何者か? 一度は破談した移籍交渉がなぜ成立したのか――【現地発】
「負債の肩代わりという安価で…」ガンバ大阪、ヴェンゲルが認めた“元逸材”と合意へ! 地元メディアが報道
「ツバサであることを祈る」青森山田の2年生10番・松木玖生が名門リヨンの練習に参加し現地騒然!「テストを受けている」
「メッシとネイマールを超えた!」ブラジルで8歳の天才少年が最年少でナイキ社と契約! “サラブレッド”の異次元プレーに世界衝撃
「悪趣味な冗談だった」ブラジルを去った本田圭佑に元Jリーグ監督が怒り! 同僚やボタフォゴ関係者も批判「連れてきたことを後悔」【現地発】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ