【柏｜採点・寸評】
GK
21　菅野孝憲　６
枠内シュートへの反応や前への飛び出しの判断、ハイボールの処理も的確。最後に失点を喫したものの、敵地での勝利に貢献した。
 
DF
４　鈴木大輔　6.5
最終ラインから長短のパスでリズム良く配球。対面の池元の動きをケアし、ピンチになりかけた27分の場面では身体を投げ出してクリア。
 
13　エドゥアルド　６
オビナとのマッチアップに苦心。相手に先にボールに触られるシーンが目立ったものの、身体を寄せて進路を封じるなど最終的には事なきを得た。
 
22　輪湖直樹　６
19分にオーバーラップからチーム最初の決定機を演出。その後、無難に任務をこなしたが、76分など自らのミスでピンチを招く場面も。
 
27　キム・チャンス　6.5
序盤はやや押し込まれたものの、背後を取られる場面は数えるほど。安定した守備で前方の工藤をサポートし、完璧なクロスで１点目をアシストした。
 
MF
７　大谷秀和　７
攻守両面でのポジショニングが秀逸で、状況に応じて的確に上下動。完璧な形から先制点を奪い、63分には工藤へ縦パスを通して２点目の起点にもなった。
 
８　茨田陽生　６
立ち上がりは相手の２シャドーの圧力に戸惑ったが、徐々に余裕ができるとパスワークの中心に。ドリブルで攻め上がる回数も増えた。
 
15　武富孝介　5.5
バイタルエリアに頻繁に顔を出しパスを受けたが、その後のプレーに精彩を欠いた印象。アタッキングサードで違いを生み出せなかった。
 
FW
９　工藤壮人　6.5
19分に強烈なボレーを見舞って流れを引き寄せると、後半は巧みなポストで２点目を演出。４分後にはポストのはね返りに反応して自らゴールを奪った。
 
11　レアンドロ　6.5
前半の途中からポスト役として機能し始め、先制ゴールを演出。83分に右ポストを叩いた強烈な一撃が決まっていれば文句なしだった。
 
30　クリスティアーノ　5.5
縦へのスピードによって相手のラインを押し下げる役割は果たしていたが、敵陣深くでのプレーには物足りなさ。守備は及第点の働きだった。
  
交代選手
MF
26　太田徹郎　７
投入から３分後にゴールを奪うと、４分後にはパーフェクトな右足のシュートで工藤のゴールをお膳立て。勝利を決定付ける役割を果たした。
 
FW
14　狩野健太　－
工藤に代わって右ウイングに入る。すでに３点リードの状況でチーム全体がリスクを冒さなかったこともあり、見せ場は訪れなかった。
 
MF
20　中谷進之介　－
リーグ戦今季初出場。相手がパワープレーに移行していたため、アンカーの位置に入って守備強化を求められたが、終了間際に１失点。
 
監督
吉田達磨　6.5
ACLのアウェーゲームから中３日も、継続性を重視して同じスタメンをチョイス。途中出場の太田が２得点に絡むなど、采配も冴えた。
 
取材・文：谷沢直也（サッカーダイジェスト編集長）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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