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「デポルに残留する可能性もあった」柴崎岳が打ち明けた半年前の葛藤【インタビュー前編】

カテゴリ:海外日本人

豊福晋

2021年01月21日

「出場機会もコンスタントにあるし、監督の信頼も感じる。あとは…」

20年9月にレガネスへと移籍。スペインリーグ2部で活躍する。(C)Getty Images

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――デポルで3部リーグを戦うつもりもあったと。

「そういう責任を感じやすいタイプだから、残留という選択肢もないわけではなかった。もちろん周りからは『3部はさすがに……』と止められて。レガネスからオファーをもらったこともあり、心機一転、新たなチームでやることになった。昨シーズン終盤、コロナによる試合中止騒動(デポルティボの対戦相手フエンラブラダにコロナ感染者が出たことで試合が急遽中止に。他試合は開催された)で先が見えない状況のなか、俺は先に日本に帰ることになって最後の試合には出られなかったけど、不公平さは感じた。

 デポルに対する思いは今も強いし、3部での動向は追っている。自分だけじゃなく、家族もア・コルーニャでの生活には満足していたし、あの街を離れたくないくらいのイメージだった。責任感も含めて、後ろ髪引かれる思いでの決断だった」

――レガネスではスペインに来たシーズン(2017年2月)にテネリフェで出会ったマルティ監督と再会した。

「マルティ監督に誘ってもらったのも、移籍を決めた理由のひとつだった。今季は出場機会もコンスタントにあるし、監督の信頼も感じる。あとはそれに自分が応えて、結果に自分のプレーが反映されないといけない。
 今季は日程も詰まっていて、ここ3、4か月は日本代表もありずっと試合をしていた感覚で、少し疲れている時期もあった。昇格を目指すうえで、今のレガネスの順位は最高ではないけれど、悲観する必要もないとは思う」

――ピッチの上では、昨季よりもプレーしやすそうに見える。

「まあまあ、やりやすいかな。チームにいる選手の質もそうだし、監督がやりたいことも結構マッチしているから。もちろん改善の余地はあるし、チームとしての完成度もまだまだ低いけど、それでも勝点を重ねながら徐々にできている。もっと良くできるし、チームにはいい意味で可能性を感じている」
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