広島は決してビッグクラブではないが…
広島は決してビッグクラブではない。2度の降格を味わうなど、常に上位を争ってきたわけでもない。しかし一方で、3度のリーグ優勝の実績、多くの名選手や名指導者を輩出。新加入の選手たちが「誇り」「歴史」と語るほどの重みが「広島」に存在することを改めて示した。
「仙台では同じチームの偉大なGKたちと切磋琢磨することで人間として成長し、大人の男になれたと思う。広島にこういうチャンスを頂いたことに対しては、結果で恩返ししたい」と川浪は落ち着いて語る。
山梨出身、甲府で力をつけた今津は「甲府の2年目に試合に出られなくなった時にも腐らずに努力できたことが、3年目・去年の戦績(36試合出場、2得点)につながった。広島でも甲府で学んだことを活かし、どんな立ち位置になろうとも現状に一喜一憂せずに取り組みたい」と決意を語った。
「仙台では同じチームの偉大なGKたちと切磋琢磨することで人間として成長し、大人の男になれたと思う。広島にこういうチャンスを頂いたことに対しては、結果で恩返ししたい」と川浪は落ち着いて語る。
山梨出身、甲府で力をつけた今津は「甲府の2年目に試合に出られなくなった時にも腐らずに努力できたことが、3年目・去年の戦績(36試合出場、2得点)につながった。広島でも甲府で学んだことを活かし、どんな立ち位置になろうとも現状に一喜一憂せずに取り組みたい」と決意を語った。
藤井は「昨年は試合に出させてもらったけれど、ゴールや得点はできなかった。満足はできないし、この経験を生かして新しい競争の中で新鮮な気持ちでスタメンを勝ち取りたいと思っています」と希望を示した。
そしてジュニオール・サントスは「ポジティブなエネルギーを与えたいし、感謝の気持ちをもって真摯にトレーニングをやっていく。サポーターのみなさんの力を借りて素晴らしい1年にしたい」と力強く語った。
4人という少数精鋭となった今季の新加入選手。しかし、全員が即戦力。「積み上げと継続」を選択した今季の広島に、彼らがどのような化学反応を示し、新しい歴史を築くか。期待しかない。
取材・文●中野和也(紫熊倶楽部)
そしてジュニオール・サントスは「ポジティブなエネルギーを与えたいし、感謝の気持ちをもって真摯にトレーニングをやっていく。サポーターのみなさんの力を借りて素晴らしい1年にしたい」と力強く語った。
4人という少数精鋭となった今季の新加入選手。しかし、全員が即戦力。「積み上げと継続」を選択した今季の広島に、彼らがどのような化学反応を示し、新しい歴史を築くか。期待しかない。
取材・文●中野和也(紫熊倶楽部)