急激に伸びた身長とポジションの変化
「中1の時は160センチくらいだったのが、中2では170センチに、中3の時には180センチになっていました」
驚くべきスピードで身長が伸び、大型プレーヤーになっていた大森に対し、岩本慎二郎監督はボランチのポジションを与えたのだ。「修徳はセンターバックがあんまり大きくないので、そこで自分が跳ね返せばもっとチームとして楽になる」(大森)というのが理由だった。根っからの攻撃志向を持っていたこともあり、この位置を受け入れるのには抵抗感があったと語る。
「最初にボランチを言い渡されたときは1列下になりますし、そこから上がってくのも大変なので」
しかし、そこで監督の求めることを真摯に受け止めてヘディングを練習し、結果としてそれがひとつの大きな武器になった。
今ではボランチの位置からゲームを組み立て、機を見てゴール前に顔を出してゴールを奪うことに喜びを感じており、「逆にトップ下をやれ、と言われたらテンションが下がるかもしれない」と笑う。
今季からJ1に昇格する徳島はリカルド・ロドリゲス前監督が築いた攻撃的なサッカーがクラブの色となっている。後方の選手もボール扱いの質の高さが求められるが、練習参加をした中で大森はその点に手応えを感じたようだ。
「ポゼッションや細かい部分の技術は通用するなと。サポートもちゃんと作ってくれるので、ワンタッチで出したり、ボールを出し入れしながら自分で運ぶのもそう。まだまだな部分もありますけど、意外とできたところもあって自信に繋がりましたね。ここで1年目から活躍したいという気持ちは強くあります」
驚くべきスピードで身長が伸び、大型プレーヤーになっていた大森に対し、岩本慎二郎監督はボランチのポジションを与えたのだ。「修徳はセンターバックがあんまり大きくないので、そこで自分が跳ね返せばもっとチームとして楽になる」(大森)というのが理由だった。根っからの攻撃志向を持っていたこともあり、この位置を受け入れるのには抵抗感があったと語る。
「最初にボランチを言い渡されたときは1列下になりますし、そこから上がってくのも大変なので」
しかし、そこで監督の求めることを真摯に受け止めてヘディングを練習し、結果としてそれがひとつの大きな武器になった。
今ではボランチの位置からゲームを組み立て、機を見てゴール前に顔を出してゴールを奪うことに喜びを感じており、「逆にトップ下をやれ、と言われたらテンションが下がるかもしれない」と笑う。
今季からJ1に昇格する徳島はリカルド・ロドリゲス前監督が築いた攻撃的なサッカーがクラブの色となっている。後方の選手もボール扱いの質の高さが求められるが、練習参加をした中で大森はその点に手応えを感じたようだ。
「ポゼッションや細かい部分の技術は通用するなと。サポートもちゃんと作ってくれるので、ワンタッチで出したり、ボールを出し入れしながら自分で運ぶのもそう。まだまだな部分もありますけど、意外とできたところもあって自信に繋がりましたね。ここで1年目から活躍したいという気持ちは強くあります」