小学生時代に選手権予選決勝での「凄いFKを見て」修徳へ進学
今季のJ2リーグを制した徳島に、来季から“世界”を見据える東京都出身の逸材が加入する。
ジェフ千葉内定のブワニカ啓太とともに、都の古豪・修徳高からJ2王者の一員となるのが大森博だ。187センチの長身ボランチが持つ武器は多岐に渡る。長身を生かしたヘディングとストライドの長さを武器にしたドリブル、足下の技術、そしてゴール前に入って得点を奪う力と、できることを挙げればキリがない。
1年生時の2018年にはU-16日本代表候補にも選出され、複数のJクラブが注視していた大森は中学校から修徳に入った“生え抜き”の選手である。同校卒業後にプロ入りを果したのは2007年に水戸ホーリーホックに加入した島貫純以来、14年ぶりの出来事だが、修徳中学校が生んだJリーガーは大森が初だ。
「第92回の高校サッカー選手権の東京都予選決勝を見て、修徳の選手が凄いFKを決めて全国に行ったんですよ。その試合も接戦での勝利で。それを見て『ここでサッカーをやりたい』と思ったんです」
そうしたきっかけで、当時小学生だった大森は修徳の門を叩くことを決心する。
結果的に全国大会とは縁がないまま終わってしまったが、この場所で大森は心技体の面で大きく成長した。中学時代まではウイングやサイドハーフをこなす攻撃的な選手で、「足下の技術には自信があった」と言う。だが、彼のアタッカーとしての道に“待った”をかけたのは、中学入学からの3年間で急激に伸びた身長である。
ジェフ千葉内定のブワニカ啓太とともに、都の古豪・修徳高からJ2王者の一員となるのが大森博だ。187センチの長身ボランチが持つ武器は多岐に渡る。長身を生かしたヘディングとストライドの長さを武器にしたドリブル、足下の技術、そしてゴール前に入って得点を奪う力と、できることを挙げればキリがない。
1年生時の2018年にはU-16日本代表候補にも選出され、複数のJクラブが注視していた大森は中学校から修徳に入った“生え抜き”の選手である。同校卒業後にプロ入りを果したのは2007年に水戸ホーリーホックに加入した島貫純以来、14年ぶりの出来事だが、修徳中学校が生んだJリーガーは大森が初だ。
「第92回の高校サッカー選手権の東京都予選決勝を見て、修徳の選手が凄いFKを決めて全国に行ったんですよ。その試合も接戦での勝利で。それを見て『ここでサッカーをやりたい』と思ったんです」
そうしたきっかけで、当時小学生だった大森は修徳の門を叩くことを決心する。
結果的に全国大会とは縁がないまま終わってしまったが、この場所で大森は心技体の面で大きく成長した。中学時代まではウイングやサイドハーフをこなす攻撃的な選手で、「足下の技術には自信があった」と言う。だが、彼のアタッカーとしての道に“待った”をかけたのは、中学入学からの3年間で急激に伸びた身長である。