いずれも結果を残した鎌田、堂安、遠藤航の採点は?
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)――80点(とてもよくやった)
【2020-21シーズン成績】
ブンデスリーガ=12試合・2得点・6アシスト
DFBポカール=1試合・0得点・0アシスト
プレースキックを含む質の高いパスを武器に、リーグ2位タイの6アシスト(13節終了現在)を記録。ドリブルによる揺さぶりも冴えた。さらに10節のドルトムント戦で秀逸な飛び出しからゴールを奪うなど、崩しとフィニッシュの局面で“違い”に。得点ランキング3位タイのアンドレ・シウバとともに、フランクフルトの攻撃を牽引している。
ウインターブレイク前のラスト2試合で先発から外れたが、これは1月の過密日程を見据え、鎌田と同タイプのアミン・ユーネスに試合勘を養わせておきたいという指揮官の狙いから。ドイツ代表歴を持つそのアタッカーに加え、好調のアイメン・バルコクに付け入る隙を与えないために、昨シーズンからの持ち越し課題であるリーグ戦での得点を増やしたいところ。
堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)――70点(よくやった)
【2020-21シーズン成績】
ブンデスリーガ=13試合・2得点・2アシスト
DFBポカール=1試合・0得点・0アシスト
開幕当初は4-3-3のインサイドハーフを務め、現在は不動の右ウイングとして攻撃の生命線になっている。軽やかなステップワークや柔らかいボールタッチを活かしたドリブルは、初挑戦のブンデスリーガでも十分に通用。4節には王者バイエルンから嬉しい初ゴールを奪い、10節マインツ戦では1ゴール・1アシストと出色のパフォーマンスで勝利の立役者になった。
また、守備時の献身的な働きも特筆に値。サイズの劣勢をモノともせず、デュエルの勝利数はリーグ5位の161回に及ぶ。チームメイトのDFアモス・ピーパーがマインツ戦後、地元紙『ヴェストファーレン・ブラット』で「どんどん良くなっている。律は違いを生み出せる」と激賞していたように、今後のさらなる活躍にも期待できそうだ。
【2020-21シーズン成績】
ブンデスリーガ=12試合・2得点・6アシスト
DFBポカール=1試合・0得点・0アシスト
プレースキックを含む質の高いパスを武器に、リーグ2位タイの6アシスト(13節終了現在)を記録。ドリブルによる揺さぶりも冴えた。さらに10節のドルトムント戦で秀逸な飛び出しからゴールを奪うなど、崩しとフィニッシュの局面で“違い”に。得点ランキング3位タイのアンドレ・シウバとともに、フランクフルトの攻撃を牽引している。
ウインターブレイク前のラスト2試合で先発から外れたが、これは1月の過密日程を見据え、鎌田と同タイプのアミン・ユーネスに試合勘を養わせておきたいという指揮官の狙いから。ドイツ代表歴を持つそのアタッカーに加え、好調のアイメン・バルコクに付け入る隙を与えないために、昨シーズンからの持ち越し課題であるリーグ戦での得点を増やしたいところ。
堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)――70点(よくやった)
【2020-21シーズン成績】
ブンデスリーガ=13試合・2得点・2アシスト
DFBポカール=1試合・0得点・0アシスト
開幕当初は4-3-3のインサイドハーフを務め、現在は不動の右ウイングとして攻撃の生命線になっている。軽やかなステップワークや柔らかいボールタッチを活かしたドリブルは、初挑戦のブンデスリーガでも十分に通用。4節には王者バイエルンから嬉しい初ゴールを奪い、10節マインツ戦では1ゴール・1アシストと出色のパフォーマンスで勝利の立役者になった。
また、守備時の献身的な働きも特筆に値。サイズの劣勢をモノともせず、デュエルの勝利数はリーグ5位の161回に及ぶ。チームメイトのDFアモス・ピーパーがマインツ戦後、地元紙『ヴェストファーレン・ブラット』で「どんどん良くなっている。律は違いを生み出せる」と激賞していたように、今後のさらなる活躍にも期待できそうだ。
遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)――100点(申し分なし)
【2020-21シーズン成績】
ブンデスリーガ=13試合・0得点・2アシスト
DFBポカール=2試合・0得点・0アシスト
開幕からハイパフォーマンスを継続的に披露し、昇格クラブを上位に押し上げる原動力になっている。抜群の危機察知能力や出足の鋭い寄せでカウンターの芽を摘み、セカンドボールへの反応もピカイチ。なにより素晴らしいのはデュエルの強さで、その勝利数はリーグトップ(211回)を誇る。
伝統的に1対1へのこだわりが強いドイツで、180センチにも満たないMFがこれほどのスタッツを残しているのはセンセーショナルでしかない。一方で、攻撃の貢献も見逃せない。素早い切り替えから質の高いパスを出せば、ここぞというタイミングでバイタルエリアまで攻め上がって崩しに絡む。フライブルク指揮官(クリスティアン・シュトライヒ)の「強豪クラブが注目している」という言葉も頷ける充実ぶりだ。
【2020-21シーズン成績】
ブンデスリーガ=13試合・0得点・2アシスト
DFBポカール=2試合・0得点・0アシスト
開幕からハイパフォーマンスを継続的に披露し、昇格クラブを上位に押し上げる原動力になっている。抜群の危機察知能力や出足の鋭い寄せでカウンターの芽を摘み、セカンドボールへの反応もピカイチ。なにより素晴らしいのはデュエルの強さで、その勝利数はリーグトップ(211回)を誇る。
伝統的に1対1へのこだわりが強いドイツで、180センチにも満たないMFがこれほどのスタッツを残しているのはセンセーショナルでしかない。一方で、攻撃の貢献も見逃せない。素早い切り替えから質の高いパスを出せば、ここぞというタイミングでバイタルエリアまで攻め上がって崩しに絡む。フライブルク指揮官(クリスティアン・シュトライヒ)の「強豪クラブが注目している」という言葉も頷ける充実ぶりだ。