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「MFで勝負したい」“守備のマルチ”中山雄太が明かしたパフォーマンス向上の理由「森保監督には以前から…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2020年11月08日

「森保監督のコメントは嬉しかった」

先月のオランダ遠征ではボランチ、左CB、左SBでプレーした。(C) Getty Images

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 ズウォーレでは「MFとしてプレーする」と宣言した上で、監督の要求やチーム事情に応じてCB、左SBとしてプレーする中山だが、日本代表ではそのような主張をしているのだろうか。それとも代表でプレーするときは違う物差しがあるのだろうか。

「以前から言っているので、森保監督は理解してくれていると思います。もちろん、チーム事情もありますし、僕自身がプレーで証明できてなかったということもある。去年はズウォーレでセンターバックとしてプレーすることが多く、そこからボランチに自分を戻してプレーしないといけませんでした。そこが違う点です。

(10月の代表マッチで)森保監督が試合後、『中山がボランチでやりたいというのは、今日の試合でも感じ取れました』というコメントを言ってくださった。だから、そこは話さなかったけれど、『話をしてきた』という感じですね」

10月9日のカメルーン戦後(0-0)後、森保一監督は中山に関してコパ・アメリカのチリ戦に触れながら、「ボランチで勝負したいという想いが強いことも、今日のプレーで表現してくれた」とコメントしていた。

 2週間前に行われた対RKC戦(0-0)後、中山は「失敗大歓迎」という話をしてくれた。

「人生の中で辛い経験が多ければ多いほど、それを乗り越えていく過程で絶対に何かを得られると思います。人は絶対に失敗します。失敗したら諦めてしまう選手と、そこで『なにくそ』と思って成長を求める選手の2通りがあると思いますが、僕は後者でいたい。失敗はしたくないけれど、失敗大歓迎です」

「失敗はしたくないけれど、大歓迎」という矛盾を帯びた表現に、彼は「うまく言えないですけれど」と付け加えた。しかし、その真意は強く響いてきた。

取材・文●中田徹
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