決勝は4連覇中の長崎総科大附と激突!
今年は久留監督就任10年という節目の年。かつて鹿児島実で主将を務め、2006年から2010年まで九州リーグとJFLだったV・ファーレン長崎でプレーしていた久留監督がサッカー部の監督に就任した2011年は、強豪とは程遠いレベルだった。
だが、地道な選手獲得とチーム強化を重ねてきたことで、県の上位に食い込むようになり、昨年はプリンスリーグ九州を経験。1年で降格となってしまったが、今年は新人戦で準優勝。そして、2度目の決勝の舞台にたどり着いた。
「前回の決勝は舞い上がりすぎていたかもしれません。“見えない壁”のようなものが決勝にはあって、そこを破れなかった。ラストワンプレーで仕留められなかった。その僅かな差をどうすべきかこの1年間、言い続けてきた」(久留監督)
2015年は初の舞台で長崎南山に2-2の延長戦の末にPK戦で敗れた。決勝の相手は新人戦決勝で敗れた4連覇中の王者・長崎総科大附だが、5年前の悔しさを胸に、悲願の全国大会初出場に挑む。
「いつかはこの流れ(長崎総科大附の連続出場)を変えないといけないので、今年は絶対に選手権に行きたいです」と久留監督が意気込めば、岩崎も「僕たちで歴史を作りたい」と語気を強める。
果たして新興勢力・創成館が決勝戦の舞台を取り巻く“見えない壁”を突き破り、悲願達成となるか。いざ、決戦の時を迎える。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
だが、地道な選手獲得とチーム強化を重ねてきたことで、県の上位に食い込むようになり、昨年はプリンスリーグ九州を経験。1年で降格となってしまったが、今年は新人戦で準優勝。そして、2度目の決勝の舞台にたどり着いた。
「前回の決勝は舞い上がりすぎていたかもしれません。“見えない壁”のようなものが決勝にはあって、そこを破れなかった。ラストワンプレーで仕留められなかった。その僅かな差をどうすべきかこの1年間、言い続けてきた」(久留監督)
2015年は初の舞台で長崎南山に2-2の延長戦の末にPK戦で敗れた。決勝の相手は新人戦決勝で敗れた4連覇中の王者・長崎総科大附だが、5年前の悔しさを胸に、悲願の全国大会初出場に挑む。
「いつかはこの流れ(長崎総科大附の連続出場)を変えないといけないので、今年は絶対に選手権に行きたいです」と久留監督が意気込めば、岩崎も「僕たちで歴史を作りたい」と語気を強める。
果たして新興勢力・創成館が決勝戦の舞台を取り巻く“見えない壁”を突き破り、悲願達成となるか。いざ、決戦の時を迎える。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)