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“赤き血のイレブン”と栄光の日々──。浦和南高校の記念碑完成に豪華OB&重鎮たちが大集結!

カテゴリ:高校・ユース・その他

河野 正

2020年11月03日

浦和高でGKとして鳴らした村井チェアマンも

会場には浦和南サッカー部の栄光を伝える写真やユニホームが多数展示された。写真:河野正

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GK出身の村井チェアマン。昨年亡くなった名将・松本暁司さんとの興味深いエピソードを披露した。写真:河野正

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 浦和高校でGKだった村井チェアマンは、田嶋会長の2つ下ということもあり、高校時代から身近な存在だった。「南高は好敵手であり、憧れのチームでもあった」と述懐し、国民体育大会の選考会ではGK出身の松本監督の指導を受けたそうで、「キックする時のひざ下のスピードの大切さを学んだ」と懐かしそうに高校時代を振り返っていた。

 浦和南は全国高校選手権で3度、インターハイで1度優勝。静岡・藤枝東は66年度にインターハイ、国民体育大会、全国高校選手権を制し史上初の3冠を獲得したが、高校選手権は秋田商と両校優勝だったため、3大会とも単独で制したのは69年度の浦和南が最初だった。

 日本リーグの古河電工で大活躍し、日本代表としても166試合に出場した永井さんをはじめ、水沼貴史や斉藤和夫、菅又哲男、田口禎則ら多数の名選手を輩出した。現在、千葉市内のクラブチームで小学1、2年生を教える永井さんは「子どもたちは僕のことなど知りませんが、目を輝かせながら接していますよ」と、68歳になっても元気にボールを追い掛けているそうだ。

 浦和南が最後の関西開催と最初の首都圏開催で全国高校選手権を連覇した往時のメンバーで、母校を指揮する野崎正治監督は「素晴らしい記念碑ができて、松本先生も喜んでくれていると思う。あらためて浦和の高校のすごさを実感した。また全国大会に出られるよう努力します」と、感慨深そうだった。

取材・文●河野 正
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