なんと今年度は4選手のJ入団が内定! 昌平高校はなぜ短期間で“埼玉の本流”となれたのか

カテゴリ:高校・ユース・その他

河野 正

2020年10月09日

藤島監督は「彼らにしかできないプレーがある」と激励

来季Jリーグへの加入が内定した昌平の四銃士。左から須藤直輝、小川優介、小見洋太、柴圭汰。写真:河野正

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 来季のJリーグ入りが内定している埼玉・昌平高校サッカー部の4選手が10月9日、同校での記者会見に臨んだ。

 主将のMF須藤直輝とMF小川優介がJ1鹿島アントラーズへ、FW小見洋太がJ2アルビレックス新潟へ、MF柴圭汰はJ3福島ユナイテッドへの加入が内定。昌平は前年度の第98回全国高校選手権で初めてベスト8に進んだが、4選手とも全3試合にフル出場している。

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 緩急自在のドリブルで敵陣を切り裂く須藤は、鹿島とサンフレッチェ広島から誘われた。「伝統あるクラブでやれることを誇りに思う。スペイン・リーグでのプレーと日本代表が目標」と抱負を語る。質の高い攻撃を組み立てるボランチの小川は、「鹿島からのオファーを自信に変え、感謝の気持ちを忘れずに頑張りたい」と笑顔で話した。

 埼玉の高校生が鹿島入りするのは、1993年の武南高校・室井市衛以来で、同じ高校から複数の加入となると94年の森岡隆三と橋本研一(神奈川・桐蔭学園高校)、2013年の植田直通と豊川雄太(熊本・大津高校)に続く3例目となる。

 守備の背後に進入するのが巧みな小見は、J2水戸ホーリーホックからも打診を受けたが、「新潟の試合を見てJ2で一番いいサッカーをしていると感じた。日本一のストライカーになりたい」と意欲を示した。中列後方で攻守のバランスを取る162センチの柴は、「自分が活躍することで、小さい選手に夢と希望を与えられる選手になりたい」。なお福島には、1学年先輩の鎌田大夢が今季加入している。

 藤島崇之監督は「4人とも身体は小さいが、彼らにしかできないプレーがある。自分の特長をJリーグの舞台で出して活躍し、愛される選手になってほしい」と激励した。

 昌平は2016年から5年続けて合計9人、大学経由では新潟医療福祉大の和田幹大が今季、J3のY.S.C.C横浜に加入しており、輩出したJリーガーは合計で10人にのぼる。

 10月11日に開幕する第99回全国高校選手権埼玉大会の決勝トーナメントには24日の3回戦から登場し、2年連続4度目の優勝を目ざす。
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