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【川崎】悔しきルヴァンカップ敗退から見えたリバウンドメンタリティ。小林悠らが語ったチームの成長ぶり

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2020年10月10日

鬼木監督が口にしたこれまでのタイトル獲得の要因

チームを指揮する鬼木監督。仙台戦ではどんなサッカーを見せてくれるか。(C)SOCCER DIGEST

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 そして小林と同様の意見を鬼木達監督も抱える。指揮官は「もっと自分がやれたことがあると感じています。自分のなかで反省が多いです」と自らの采配、試合前への準備を課題に挙げつつ、「悔しいですが、トーナメントでは必ず敗者と勝者がいます。次に向かわないとなにも生まれないと、理解しているので、次に向かいたいです」とコメント。

 チームの雰囲気を訊くと、「切り替わっているなと。やはり疲れている選手もいると思いますが、いろんな経験をしたからこそ、こうなっているはずです」と説明し、その成長に自信を覗かせる。

「悔しい経験をしていることと、勝ってきている、要はタイトルを獲ってきているところ。ここ数年、なんでタイトルを獲れているかというのは、そういうところを引きずらないだとか、切り替えるだとか、力に変えるだとか、だいぶ皆が理解できているんだなと思います。勝負事なので絶対はないので、そこは皆が理解していると思います」
 中2日で迎えるリーグ21節のホーム仙台戦は、台風の影響で天気が荒れることが考えられ、一筋縄ではいかない可能性がある。指揮官も「どのチームもいろんなことをやってくると思うので、それを乗り越えられる力が必要」と改めて気を引き締め直す。

 ルヴァンカップは敗退となったが、チームは同様の悔しき敗戦を積み重ね、それに勝る自信も手にしてきた。だからこそ残るリーグ、天皇杯で、初の1シーズンでの複数タイトルの獲得を成し遂げられる力、メンタリティを今のチームは持ち合わせていると感じる。

 その再スタートとして仙台戦ではいつも以上に気持ちのこもったゲームを見せてくれるはずだ。力強いパフォーマンスに期待したい。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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