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「こぼれてくると信じていた」川崎、L・ダミアンが投入直後のファーストタッチ弾!8連勝に導く今季10点目

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年10月03日

2位のC大阪との勝点差を14に広げる

川崎は、L・ダミアンのゴールで勝ち越し。C大阪との一戦を制した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 助っ人ストライカーが投入直後の決勝弾で、存在感を発揮した。

 J1リーグ20節の1・2位対決となったセレッソ大阪対川崎フロンターレの一戦は、1-1のまま終盤戦に突入。試合を決める1点が入ったのは、83分だった。川崎はCKの流れから、旗手怜央がペナルティエリア手前から強烈なシュートを放つと、GKキム・ジンヒョンのファンブルを誘発。これを直前に投入されたばかりのレアンドロ・ダミアンが押し込み、川崎が勝ち越しに成功した。

 川崎はこの直後の84分にも三苫薫が3点目を奪い、試合を決める。3対1で勝利を収め、8連勝とし、2位のC大阪との勝点差を14に広げた。

 今季10点目となる決勝点を挙げたL・ダミアンは、試合を振り返り「皆さんご存知のように重要な一戦だった。スタートから出るメンバーがマックスで戦い、その後から入ったメンバーもそれと変わりなく、素晴らしいプレーを見せている。常に勝利を求めて戦ってきた結果、2位チームに対して勝利を得られたと思う」と語り、上位決戦を制した喜びを語った。

 決勝点のシーンに関しては、「やはりFWというポジションなので、そこはいつも意識して入っている。こぼれ球に対しては自分の前にこぼれてくると信じて入っていった。自分が望んでいた通り、こぼれ球がきて得点できたことをうれしく思う」と、出場直後のファーストタッチで奪った貴重なゴールを振り返った。

 今季は前節まで全試合時間の3分の2に満たない1022分(全20試合で1800分)の出場にとどまるが、昨季届かなかった二桁得点の大台に乗せた。昨季以上の存在感を見せる助っ人ブラジル人は、「残念ながら試合時間が短いこともありますが、いまうちのチームは誰が入っても必ず結果を出せる。自分もそういう位置にいることが大事だと思いますし、チームの力になれていることを嬉しく思っている」と、チームと自身の好調ぶりに自信を見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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