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「チームを勝たせる10番になりたい」2学年上の相手から2発!U-16日本代表FW、内藤大和の飽くなき向上心

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2020年09月25日

「短期決戦ではFWの結果が一番チームを乗せる。アジアを勝てるFWになりたい」

2歳上のチームを相手に2連敗となったが、来年行なわれるU-16アジア選手権に向けて貴重な強化試合となった。写真:徳原隆元

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「ガンバやセレッソのようにプレミアリーグ(現在はスーパープリンス)のチームとは違ってリーグ戦の強度は落ちてしまいますが、自分で積み上げられる。日頃の練習が重要だと思うし、代表は本当に刺激になります」

 内藤が所属するヴァンフォーレ甲府U-18は県リーグ。上のリーグでプレーする選手たちが多い04ジャパンにおいて、ハイレベルな競争への『飢え』は異質なものを感じるし、それがあるからこそ、彼は時間を無駄にすることなく自分を高められていると納得できる。

「前回のアジア最終予選(U-16選手権)では、ガンバ大阪の唐山(翔自)選手が重要な場面で点を取りましたし、そういう短期決戦ではFWが結果を残すことが一番チームを乗せるので、南野と僕でアジアを勝てるFWになりたい」

 前回の02ジャパンはU-16アジア選手権(インドネシア)では西川潤と荒木遼太郎の高体連コンビに加え、FW唐山翔自の個性派のストライカーが要所でゴールを奪って優勝に貢献。U-17W杯(ブラジル)では西川と若月大和の2トップが、2人だけでも点を取るコンビとして相手に脅威を与えた。

 内藤が「ずっとライバル視しています」と明言する南野とのコンビネーションは、04ジャパンの大きな武器。その自覚を強くしたストライカーは、次の招集まで再び甲府で自己研鑽に没頭する。

「週に何回かトップの練習に参加をさせてもらって、そこで刺激を受けている。もっと個の力を伸ばして、チームの勝利に貢献できるようにしたい」

 次に代表のユニホームを着る時はどれほどの進化を見せてくれるのか。試合中、そして試合後の受け答えの際に見せる16歳の鋭い眼光に期待は大きく膨らむ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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