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選手権で脚光浴びた1年生レギュラーが2年生エースへ!青森山田“10番”の系譜を継ぐ松木玖生の存在感

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2020年09月03日

ハットトリックにも満足感を示さなかった黒田監督。「もっと面白い選手になる」

スーパープリンスリーグ東北の初戦・秋田U—18戦で3得点の大活躍を見せたが、1失点には反省も。写真:松尾祐希

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 一方で指揮官は松木のパフォーマンスに満足感を示さなかった。何故なら、より上を目指してほしいと考えているからだ。

「松木はもっとやれる。今以上にゴール前へ入ってほしいし、シャドーでコンビを組む安斎(颯馬/3年)と一緒に高い位置に入ってもらいたい。安斎は前方から追いかけ回す守備の役割で攻撃でもゴールに近い場所でプレーするから、松木は遅れて前へ入る形になるけど得点が取れる選手。なので、去年の選手権のように思い切ってペナルティエリア内に入ってほしい。

 学年関係なく先輩に指示を出せるし、『自分がキャプテン』のつもりでやっている。今時、あのような性格の選手は珍しい。それでいて人の話も聞ける。ここから、もう一皮、二皮剥けてくれば、もっと面白い選手になる」(黒田監督)

 本人も現状に甘んじるつもりはない。特に今年は10番を任された。「番号は関係ない。自分らしさを出せれば」と気負いはないが、エースとして結果が求められるのも事実。だからこそ、松木は自分なりの“10番像”を描く。

「10番になったからには誰よりも責任感が違うので、毎試合チームに貢献していきたい。(青森山田の10番は)得点を取ってチームを引っ張らないといけない。自分は攻守で献身的にプレーするのが長所。エースストライカーとは少し違うかもしれないけど、個の力も含めて自分らしさも見せていきたい」

 サッカーに学年は関係ない。松木は周囲からの期待には結果で応え、青森山田の10番を自分の色に染めていく。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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