「大卒は高卒と違って入ったらすぐに即戦力にならないと厳しいと思う。来年頭から戦力になる意識を持って」
そう語る佐藤には、プロ入りが決まった今だからこそ、強く思うことがある。出身校の東福岡の歳の近いチームメイトたちが、Jリーグで活躍している。同級生の藤川虎太朗(ジュビロ磐田)、高江麗央、小田逸稀(ともに町田ゼルビア)の3人が高卒プロでプレーし、1学年下には福田湧矢(ガンバ大阪)、阿部海大(ファジアーノ岡山)が、2学年下では中村拓海(FC東京)が高卒2年目で躍動。1学年上には佐藤と同じく大学を経由して、今季からV・ファーレン長崎に入り、早くもJ1クラブが注目する存在となった毎熊晟矢がいる。
「今年で言うと年代は被っていませんが、荒木遼太郎選手が高卒で鹿島に入って活躍しています。やっぱり高卒からプロが多いなかで、遅れを取ったとは思っていませんが、彼らの活躍は刺激になっています。晟矢くんが入ってすぐにスタメンで出続けているのを見ると、大卒は高卒と違って入ったらすぐに即戦力にならないと厳しいと思うので、自分も来年頭から戦力になる意識を持って、明治大でしっかりと取り組みたいと思っています」
先輩、同級生、後輩からプラスの刺激を受ける。それは東福岡のチームメイトに限らず、明治大でも一緒だ。1学年上であるDF安部柊斗、中村帆高(共にFC東京)、森下龍矢(サガン鳥栖)、瀬古樹(横浜FC)らはすでにJ1で主力の座に定着しており、同期の小柏もすでに札幌でJデビューを飾っている。
佐藤は常に刺激に溢れた環境でサッカーに打ち込んでいる。今度は自分が刺激を与える立場になるべく、将来を見据えてストライカーとしてのポテンシャルを磨き上げている。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【PHOTO】2021シーズン 「Jクラブ入団内定」が決まった主な選手
「今年で言うと年代は被っていませんが、荒木遼太郎選手が高卒で鹿島に入って活躍しています。やっぱり高卒からプロが多いなかで、遅れを取ったとは思っていませんが、彼らの活躍は刺激になっています。晟矢くんが入ってすぐにスタメンで出続けているのを見ると、大卒は高卒と違って入ったらすぐに即戦力にならないと厳しいと思うので、自分も来年頭から戦力になる意識を持って、明治大でしっかりと取り組みたいと思っています」
先輩、同級生、後輩からプラスの刺激を受ける。それは東福岡のチームメイトに限らず、明治大でも一緒だ。1学年上であるDF安部柊斗、中村帆高(共にFC東京)、森下龍矢(サガン鳥栖)、瀬古樹(横浜FC)らはすでにJ1で主力の座に定着しており、同期の小柏もすでに札幌でJデビューを飾っている。
佐藤は常に刺激に溢れた環境でサッカーに打ち込んでいる。今度は自分が刺激を与える立場になるべく、将来を見据えてストライカーとしてのポテンシャルを磨き上げている。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【PHOTO】2021シーズン 「Jクラブ入団内定」が決まった主な選手