• トップ
  • ニュース一覧
  • 「彼らの活躍が刺激に…」明大FW佐藤凌我、東京V内定直後の慶應大戦で2発! 東福岡OBの躍動にも発奮

「彼らの活躍が刺激に…」明大FW佐藤凌我、東京V内定直後の慶應大戦で2発! 東福岡OBの躍動にも発奮

カテゴリ:大学

安藤隆人

2020年09月02日

「大卒は高卒と違って入ったらすぐに即戦力にならないと厳しいと思う。来年頭から戦力になる意識を持って」

慶應大戦で佐藤が2ゴール。J内定後初の試合で結果を残してみせた。写真:安藤隆人

画像を見る

 そう語る佐藤には、プロ入りが決まった今だからこそ、強く思うことがある。出身校の東福岡の歳の近いチームメイトたちが、Jリーグで活躍している。同級生の藤川虎太朗(ジュビロ磐田)、高江麗央、小田逸稀(ともに町田ゼルビア)の3人が高卒プロでプレーし、1学年下には福田湧矢(ガンバ大阪)、阿部海大(ファジアーノ岡山)が、2学年下では中村拓海(FC東京)が高卒2年目で躍動。1学年上には佐藤と同じく大学を経由して、今季からV・ファーレン長崎に入り、早くもJ1クラブが注目する存在となった毎熊晟矢がいる。

「今年で言うと年代は被っていませんが、荒木遼太郎選手が高卒で鹿島に入って活躍しています。やっぱり高卒からプロが多いなかで、遅れを取ったとは思っていませんが、彼らの活躍は刺激になっています。晟矢くんが入ってすぐにスタメンで出続けているのを見ると、大卒は高卒と違って入ったらすぐに即戦力にならないと厳しいと思うので、自分も来年頭から戦力になる意識を持って、明治大でしっかりと取り組みたいと思っています」

 先輩、同級生、後輩からプラスの刺激を受ける。それは東福岡のチームメイトに限らず、明治大でも一緒だ。1学年上であるDF安部柊斗、中村帆高(共にFC東京)、森下龍矢(サガン鳥栖)、瀬古樹(横浜FC)らはすでにJ1で主力の座に定着しており、同期の小柏もすでに札幌でJデビューを飾っている。

 佐藤は常に刺激に溢れた環境でサッカーに打ち込んでいる。今度は自分が刺激を与える立場になるべく、将来を見据えてストライカーとしてのポテンシャルを磨き上げている。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

【PHOTO】2021シーズン 「Jクラブ入団内定」が決まった主な選手
【関連記事】
元湘南監督の曺貴裁氏が流通経済大で再出発。選手も「すぐに変わった」と感銘を受ける、その指導力とは?
高校生3人が王者マリノスに内定!今シーズン開幕直後に決まっている、2021年加入内定者は?
複数Jクラブに代表スタッフも熱視線!流経大の逸材ボランチは東京五輪の隠し玉となり得るのか?
「スゲェーな、ドラマじゃん」“大学生”長友佑都がマルセイユから決めた弾丸ミドルが再脚光!「13年越しのオファーだ」
Jスカウトも熱視線。静岡学園出身の拓大1年生アタッカーが早くも関東大学リーグで注目の存在に!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ