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失意のCL決勝から7年…レバンドフスキは「大舞台に弱い」という批判を払拭できるか。ニャブリとの“24発コンビ”がカギを握る【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

中野吉之伴

2020年08月23日

カーンも称賛するニャブリは何が優れているのか?

決勝を前にしたトレーニングで汗を流すレバンドフスキ。悲願は叶うか。 (C)Getty Images

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 味方がボールを出せるタイミングに合わせると、相手守備も対応しやすい。一方で、自分のタイミングだけで飛び出すとボールを引き出しにくい。しかしニャブリは、相手守備が一瞬気がそれるタイミングと、自分が飛び出すタイミングと味方がボールを出せるタイミングを合わせるのが非常にうまいのだ。

 前線からの精力的なプレスも素晴らしい。ただ追い込むだけではなく、しっかりとボールを奪い取り、ビックチャンスへとつなげてみせる。バルセロナ戦でも、リヨン戦でも貴重な働きをみせていた。

 代表取締役を務めるかつての名GKオリバー・カーンは、「セルジはまだ世界トップクラスの域までは達していないが、それでも現段階ですでに素晴らしいプレーを何度も披露してくれている。どんどん成長をし続けているんだ」と目を細めている。決勝の舞台で輝きを放ち、さらに上のステージに到達することができるか。

 レバンドフスキとニャブリ。破壊力抜群のコンビが6度目の欧州制覇の鍵を握っている。
 
筆者プロフィール/中野吉之伴(なかの きちのすけ)

ドイツサッカー協会公認A級ライセンスを保持する現役育成指導者。執筆では現場での経験を生かした論理的分析が得意で、特に育成・グラスルーツサッカーのスペシャリスト。著書に「サッカー年代別トレーニングの教科書」「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」。WEBマガジン「中野吉之伴 子どもと育つ」(https://www.targma.jp/kichi-maga/)を運営中
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