川崎――11連勝達成に挑む
J1リーグ12節
名古屋グランパス―川崎フロンターレ
8月23日(日)/18:00/豊田スタジアム
川崎フロンターレ
今季成績(11節終了時):1位 勝点31 10勝1分0敗 34得点・9失点
【最新チーム事情】
●前節のC大阪戦でリーグ新記録の10連勝を達成!
●前哨戦となった前回のルヴァンカップ(2-2)では三笘が2ゴール。
●アウェー2連戦をどう乗り切るか。
名古屋グランパス―川崎フロンターレ
8月23日(日)/18:00/豊田スタジアム
川崎フロンターレ
今季成績(11節終了時):1位 勝点31 10勝1分0敗 34得点・9失点
【最新チーム事情】
●前節のC大阪戦でリーグ新記録の10連勝を達成!
●前哨戦となった前回のルヴァンカップ(2-2)では三笘が2ゴール。
●アウェー2連戦をどう乗り切るか。
【担当記者の視点】
前節のC大阪戦は先制を許しながら5-2の快勝。1シーズン制においてリーグ新記録となる10連勝を達成し、絶好ぶりを示している。
もっとも田中が「連勝はそこまで意識していない。もっと内容を良くしていかないといけない」と語るように、チームに慢心は感じられない。11連勝が懸かる今節の相手は8月12日のルヴァンカップで2-2のドローだった名古屋。このゲーム、2度、リードを許す形で、苦戦を強いられた。試合途中でのシステム変更で流れを引き戻したが、前哨戦の内容が両チームにどう影響を及ぼすかは興味深い。ルヴァンカップ同様に、がっぷり四つの好ゲームになる予感が漂っている。
その意味で注目は、前述の名古屋戦で2ゴールを奪うなど公式戦5試合連続弾を挙げている大卒ルーキーの三笘だ。本人に手応えを訊くと、自身のキャリアでこれだけ続けて点を取った経験はないらしく「自分でも驚いている」と苦笑い。もっとも強力なライバルがひしめき合う川崎でのトレーニングを通じて、ゴールの感覚を養っているらしく、自慢のドリブルのキレも抜群だ。公式戦6試合連続、そして新人としてはリーグ記録タイとなる4戦連続弾を決められるか、期待は集まる。
ちなみに名古屋には、昨季まで川崎で活躍し3年連続でのタイトル獲得に大きく貢献した阿部が所属。名古屋のフィッカデンティ監督の話を訊く限り、怪我で欠場しそうな情勢(前述のルヴァンカップも欠場)だが、その力を理解している鬼木監督は「彼が出れば名古屋は違う顔のチームになります。決定力のある選手なので警戒しなくてはいけません。ただ相手に捉われすぎずに自分たちの形にこだわることが重要です」と話す。
川崎はこの名古屋戦を終えると中2日で、8月26日に24節の神戸戦(ACLの関係で繰り上げて開催)を控えており、厳しいアウェー2連戦となる(その後は中2日でホームの清水戦)。可能な限り選手を入れ替えて、戦うことになりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
前節のC大阪戦は先制を許しながら5-2の快勝。1シーズン制においてリーグ新記録となる10連勝を達成し、絶好ぶりを示している。
もっとも田中が「連勝はそこまで意識していない。もっと内容を良くしていかないといけない」と語るように、チームに慢心は感じられない。11連勝が懸かる今節の相手は8月12日のルヴァンカップで2-2のドローだった名古屋。このゲーム、2度、リードを許す形で、苦戦を強いられた。試合途中でのシステム変更で流れを引き戻したが、前哨戦の内容が両チームにどう影響を及ぼすかは興味深い。ルヴァンカップ同様に、がっぷり四つの好ゲームになる予感が漂っている。
その意味で注目は、前述の名古屋戦で2ゴールを奪うなど公式戦5試合連続弾を挙げている大卒ルーキーの三笘だ。本人に手応えを訊くと、自身のキャリアでこれだけ続けて点を取った経験はないらしく「自分でも驚いている」と苦笑い。もっとも強力なライバルがひしめき合う川崎でのトレーニングを通じて、ゴールの感覚を養っているらしく、自慢のドリブルのキレも抜群だ。公式戦6試合連続、そして新人としてはリーグ記録タイとなる4戦連続弾を決められるか、期待は集まる。
ちなみに名古屋には、昨季まで川崎で活躍し3年連続でのタイトル獲得に大きく貢献した阿部が所属。名古屋のフィッカデンティ監督の話を訊く限り、怪我で欠場しそうな情勢(前述のルヴァンカップも欠場)だが、その力を理解している鬼木監督は「彼が出れば名古屋は違う顔のチームになります。決定力のある選手なので警戒しなくてはいけません。ただ相手に捉われすぎずに自分たちの形にこだわることが重要です」と話す。
川崎はこの名古屋戦を終えると中2日で、8月26日に24節の神戸戦(ACLの関係で繰り上げて開催)を控えており、厳しいアウェー2連戦となる(その後は中2日でホームの清水戦)。可能な限り選手を入れ替えて、戦うことになりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)