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新加入の遠藤渓太に求められる役割とは? ウニオン・ベルリンの新シーズンを読み解く【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2020年08月17日

「時間帯によっては良いプレーができていた」

遠藤は先発争いを勝ち抜けるか。 (C)Getty Images

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 ただ、注意したいのは、そればかりに気を取られて自分の強みを見失わないことだろう。

 昨シーズンのウニオンは4-2-3-1と3-4-3を併用。左サイドのレギュラーとして起用されていたのが、マリウス・ビュルターだ。

 18年5月までは4部リーグのレディングハウゼンでプレーしていた選手だが、献身的な守備とダイナミックなプレーで、昨シーズンは7得点1アシスト。この記録はチーム2位の数字だ。第3節ドルトムント戦では2得点をあげる大活躍を見せており、遠藤の当面のライバルとなるのは彼だろう。

 新加入の遠藤はまず、チームが求めるプレーを理解しつつ、自分の特徴を出せるかがカギとなるだろう。現地12日に行われたヴュルツブルクとのテストマッチで前半45分間プレーした姿を、ウルス・フィッシャー監督は「機敏な動きで、1対1で勝負できる。時間帯によってはいいプレーができることを示してくれたと思う」評した。

 この「時間帯によってはいいプレーができる」という評価は悪くはない。だが、これを「1試合を通じていいプレーができる」と評価にまで高めることは、そう簡単なことではない。

 フィッシャー監督が「まだ慣れるためには時間が必要だ。チームメートの特徴などを理解しなければならない」と指摘しているように、練習を重ね、実践でチャンレンジを繰り返しながら、少しずつプレー内容を整理していくことが、定位置確保への近道になるのではないだろうか。
 
筆者プロフィール/中野吉之伴(なかの きちのすけ)

ドイツサッカー協会公認A級ライセンスを保持する現役育成指導者。執筆では現場での経験を生かした論理的分析が得意で、特に育成・グラスルーツサッカーのスペシャリスト。著書に「サッカー年代別トレーニングの教科書」「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」。WEBマガジン「中野吉之伴 子どもと育つ」(https://www.targma.jp/kichi-maga/)を運営中
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