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【J1採点&寸評】名古屋6-2浦和|両チームの採点に大きな開きが…53分の出場でも手の付けられない存在だった“4得点男”がMOM!

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2020年08月09日

名古屋――戦力の温存ができたのは連戦の中では大きなこと

MAN OF THE MATCH
FW
25 前田直輝 8(53分OUT)

53分での交代だが、1試合・4得点という記録は逆にそのハイパフォーマンスを際立たせる。ミスのない選択とドリブルの使い方、シュートの正確性とチャンスを逃さない嗅覚。この日のピッチ上で手の付けられない存在だった。

44 金崎夢生 7(82分OUT)
浦和のDFデンを封じる強力なポストプレーでチームに時間を与え、攻撃を加速させた。無得点ながら貢献度が非常に高く、陰のチャンスメーカーとしての役割はハットトリックにも並ぶ素晴らしさだった。

16 マテウス 6.5(82分OUT)
FKこそ不発に終わったが、奔放なボールタッチで浦和の右サイドを蹂躙した。今日は縦への突破からのクロスが効果的で、守備でのプレスバックなど試合全体への影響力も非常に大きかった。
 
交代出場
MF
14 秋山陽介 6(53分IN)

シミッチの負傷に伴って後半早々に出場。ボランチとしては落ち着いたプレーを見せたが、布陣変更後のインサイドハーフではやや混乱しつつも、概ね及第点の働きを見せた。

FW
27 相馬勇紀 6(53分IN)

対面の橋岡とのマッチアップはガチンコすぎて見ていて心配になるほど。サイドの突破だけでなく、インサイドハーフに入った後は味方を生かすスルーパスも見せた。

DF
36 太田宏介 6(69分IN)

ウイングバックでの出場ということもあり、いつもよりさらに前目のポジション取りを見せた。クロスだけでなく味方の動きに合わせた細かいコンビネーションも見せ、溌溂とプレー。

FW
17 山崎凌吾 ― (82分IN)

終盤の仕上げ役としてピッチに入り、前線の高い位置でよくボールを引き出した。ボールタッチにも軽やかさが出てきた印象で、カップ戦での活躍をしっかり生かしてきた様子。

FW
24 石田凌太郎 ― (82分IN)

終盤の展開に強度を補充する働きぶりだった。あわや初ゴールというフリーランや金崎ばりのポストプレー、守備のパワフルさは今後も重用されそうな雰囲気。

監督
マッシモ・フィッカデンティ 6.5

浦和の弱みをしっかり見抜き、負傷者たちの調整もバッチリと決めてきたことが大勝の要因。大差をつけた後の選手起用含めたマネジメントも鮮やかで、戦力の温存ができたのは連戦の中では大きなことでもある。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
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