ドイツで戦う4人の評価は?
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)――90点(ほぼ申し分なし)
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ=28試合・2得点・6アシスト
ヨーロッパリーグ=9試合・6得点・2アシスト※8月6日に再開マッチ
ヨーロッパリーグ予選=6試合・0得点・1アシスト
DFBポカール=4試合・2得点・0アシスト
公式戦47試合に出場(8月5日現在)し、10ゴール・9アシストと攻撃的MFとして十分な結果を残した。確かなボールテクニックと精度の高いパスを武器に、最後の30メートルでアクセントをつける役割を遂行。プレースキックによるチャンスメークでも好印象を残した。
ELグループステージ5節・敵地アーセナル戦での2ゴール、同ラウンド・オブ32・ザルツブルク戦でのハットトリック、31節ヘルタ・ベルリン戦の3人抜きアシストなど、ファンの度肝を抜いた試合も少なくない。ブンデスリーガでの得点(2)が伸びていれば、フランクフルトの年間MVPに選出されてもおかしくない充実のシーズンだった。
遠藤航(シュツットガルト/ドイツ2部)――80点(とてもよくやった)
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ2部=21試合・1得点・1アシスト
DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
加入当初には想像もつかない飛躍を遂げた。プレシーズンキャンプに未参加という難しさもあり(シント=トロイデンからのレンタルが決まったのは開幕直前)、序盤戦はまったく出番に恵まれなかった。しかし、14節のカールスルーエ戦で初先発を飾ると、この重要なダービーマッチで存在感を発揮。アンカーとして対人戦の強さや危機察知能力の高さを示し、3-0の完勝に大きく貢献したのだ。
以降は出場停止で欠場した32節を除く全試合にフル出場。19節から率いたペッレグリーノ・マタラッツォ監督から「いまのわれわれに最も重要な存在」と称されれば、地元紙からは「チームの心臓」と絶賛された。縁の下の力持ちだった遠藤の活躍なくして、チームの昇格はありえなかったかもしれない。
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ=28試合・2得点・6アシスト
ヨーロッパリーグ=9試合・6得点・2アシスト※8月6日に再開マッチ
ヨーロッパリーグ予選=6試合・0得点・1アシスト
DFBポカール=4試合・2得点・0アシスト
公式戦47試合に出場(8月5日現在)し、10ゴール・9アシストと攻撃的MFとして十分な結果を残した。確かなボールテクニックと精度の高いパスを武器に、最後の30メートルでアクセントをつける役割を遂行。プレースキックによるチャンスメークでも好印象を残した。
ELグループステージ5節・敵地アーセナル戦での2ゴール、同ラウンド・オブ32・ザルツブルク戦でのハットトリック、31節ヘルタ・ベルリン戦の3人抜きアシストなど、ファンの度肝を抜いた試合も少なくない。ブンデスリーガでの得点(2)が伸びていれば、フランクフルトの年間MVPに選出されてもおかしくない充実のシーズンだった。
遠藤航(シュツットガルト/ドイツ2部)――80点(とてもよくやった)
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ2部=21試合・1得点・1アシスト
DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
加入当初には想像もつかない飛躍を遂げた。プレシーズンキャンプに未参加という難しさもあり(シント=トロイデンからのレンタルが決まったのは開幕直前)、序盤戦はまったく出番に恵まれなかった。しかし、14節のカールスルーエ戦で初先発を飾ると、この重要なダービーマッチで存在感を発揮。アンカーとして対人戦の強さや危機察知能力の高さを示し、3-0の完勝に大きく貢献したのだ。
以降は出場停止で欠場した32節を除く全試合にフル出場。19節から率いたペッレグリーノ・マタラッツォ監督から「いまのわれわれに最も重要な存在」と称されれば、地元紙からは「チームの心臓」と絶賛された。縁の下の力持ちだった遠藤の活躍なくして、チームの昇格はありえなかったかもしれない。
原口元気(ハノーファー/ドイツ2部)――70点(よくやった)
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ2部=32試合・6得点・5アシスト
DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
ハノーファー会長が2021年夏で切れる契約の延長を示唆したのは、ケナン・コチャク監督率いるチームの重要な戦力になったから。だが、ミルコ・スロムカ体制の序盤戦は苦労した。攻撃的なポジションを担いながら、開幕13試合で無得点。ただ、14節のダルムシュタット戦できっかけを掴む。ハノーファー43試合目にして初ゴールを決めたのだ。
以降はコチャク新監督からの信頼を日増しに深め、リーグ戦終了までほぼフル稼働。コロナブレイク明けの初戦でカットインから低空ショットを突き刺すなど美弾も披露した。公式戦33試合出場はチームトップで、ゴール数(6)とプレータイム(2455分)は同3位の好成績だ。
宮市亮(ザンクトパウリ/ドイツ2部)――80点(とてもよくやった)
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ2部=29試合・1得点・7アシスト
DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
度重なるケガに泣かされてきたウインガーが、ザンクトパウリのフィールドプレーヤー最多の29試合に出場。この事実だけでも嬉しい驚きと言えるが、チームトップの7アシストと奮闘した。
シーズン終了後には、現地メディア『MOPO』がパウリのウインガー陣では「宮市だけがトップパフォーマーと言える」と称賛。ウイング、サイドハーフ、そして開幕直後にはサイドバックを務めたように、もはやスピードばかりが取り柄のアタッカーではなくなった。膝の怪我で離脱した最終盤を除けば、肉体的な力強さも感じさせた宮市。仮にアシストと同程度の得点数なら、4大リーグ返り咲きの現実味が帯びたのではないか。
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ2部=32試合・6得点・5アシスト
DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
ハノーファー会長が2021年夏で切れる契約の延長を示唆したのは、ケナン・コチャク監督率いるチームの重要な戦力になったから。だが、ミルコ・スロムカ体制の序盤戦は苦労した。攻撃的なポジションを担いながら、開幕13試合で無得点。ただ、14節のダルムシュタット戦できっかけを掴む。ハノーファー43試合目にして初ゴールを決めたのだ。
以降はコチャク新監督からの信頼を日増しに深め、リーグ戦終了までほぼフル稼働。コロナブレイク明けの初戦でカットインから低空ショットを突き刺すなど美弾も披露した。公式戦33試合出場はチームトップで、ゴール数(6)とプレータイム(2455分)は同3位の好成績だ。
宮市亮(ザンクトパウリ/ドイツ2部)――80点(とてもよくやった)
【2019-20シーズン成績】
ブンデスリーガ2部=29試合・1得点・7アシスト
DFBカップ=1試合・0得点・0アシスト
度重なるケガに泣かされてきたウインガーが、ザンクトパウリのフィールドプレーヤー最多の29試合に出場。この事実だけでも嬉しい驚きと言えるが、チームトップの7アシストと奮闘した。
シーズン終了後には、現地メディア『MOPO』がパウリのウインガー陣では「宮市だけがトップパフォーマーと言える」と称賛。ウイング、サイドハーフ、そして開幕直後にはサイドバックを務めたように、もはやスピードばかりが取り柄のアタッカーではなくなった。膝の怪我で離脱した最終盤を除けば、肉体的な力強さも感じさせた宮市。仮にアシストと同程度の得点数なら、4大リーグ返り咲きの現実味が帯びたのではないか。