【清水】代表クラスの助っ人FWふたりがついに加入!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年02月21日

日本戦でゴールを決めた大型FW。指揮官は「重戦車」と形容。

一方のデュークはオーストラリア代表として日本戦でも得点。ふたりの助っ人FWが、清水の浮沈のカギを握る。

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 一方のデュークは、2013年の東アジアカップの日本戦でゴールを挙げたことで知られる大型ストライカーだ。同代表では4試合・2得点。ウタカとともに2月初旬から練習生としてチームに帯同しており、大榎監督は「前に行く推進力とスピード、ゴール前の迫力がある。まるで重戦車」と表現し、「献身的で、チームにスイッチが入る」と労を惜しまぬ前線からの守備も評価している。
 
 Aリーグのセントラルコースト・マリナーズでプレーし、7日のアデレード・ユナイテッド戦にフル出場した直後に来日したが、11日には清水のキャンプ地・鹿児島入り。ニューイヤーカップのJ2熊本戦をスタンド観戦し、14日の浦和との試合に出場すると、相手GKへのバックパスをかっさらい、ウタカのゴールをお膳立てした。
 
 海外でのプレーは初めてとあって、「清水エスパルスに加入することができ、本当にうれしく思うと同時に、期待でワクワクしている」とデューク。Jリーグについては「とてもレベルの高いリーグですし、最高の選手たちがプレーしている。チームの一員として、そういう選手たちと戦えるのが楽しみ」と話している。
 
 ただし、ふたりとも3月8日の鹿島との開幕戦出場に合わせて急ピッチで仕上げてきたため、鹿児島キャンプ後の練習で揃って負傷。20日の光州FC戦、22日の甲府戦と実戦に出場できず、開幕をぶっつけ本番で迎える状況である。
 
 現状では「鹿島戦の先発は微妙」(大榎監督)だが、守備意識が高くチームへの貢献度も高い両選手がノヴァコヴィッチ以上に貢献すれば、チームは残留争いに苦しんだ昨季の二の舞を避けられるはずだ。
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