「ブラジルに戻って、引退も考えました」
――コロナ禍による自宅待機中は、どのように過ごしていた?
「いつも家族を大切に考えているので、隔離生活中も妻や子供と過ごす時間を大切にしていました。もちろんチームから与えてもらった、トレーニングメニューはやっていました。ただ、年齢も年齢(39歳)なので、休むこと、身体を休ませることも重要だと思っています。リフレッシュしてピッチに戻れてとても幸せです」
――母国のブラジルではコロナウイルスの感染者が急激に増えている状況です。先日はフェルナンジーニョ選手の古巣でもあるヴァスコ・ダ・ガマで19人の選手が感染したというニュースもありました。
「世界中でコロナウイルスの感染が広がるなか、当初からブラジルのことを危惧していました。どうしてもブラジル人は楽観的な部分もあって、今回のコロナ禍ではそれが不利に働くと思っていました。自粛というのも難しいだろうなと。誰もが経験したくなかったことだと思いますが、今回のことをきっかけに、自分をコントロールしたり、ルールを守ったりということの大切さを知って、ひとつの教訓としてほしいと思います」
――ブラジルと日本のサッカーの違いはどんなところがありますか。
「日本ではやはりチームプレーが優先される。団結力があり、攻守ともにみんなでプレーする。ブラジルでは、もちろんみんな走るし、守備もしますが、個人個人の役割の方が比率が大きい。1対1の局面の激しさなども違います。文化面では、日本の礼儀正しさはとても気に入っていて、ブラジルも見習うべきだと思う」
「いつも家族を大切に考えているので、隔離生活中も妻や子供と過ごす時間を大切にしていました。もちろんチームから与えてもらった、トレーニングメニューはやっていました。ただ、年齢も年齢(39歳)なので、休むこと、身体を休ませることも重要だと思っています。リフレッシュしてピッチに戻れてとても幸せです」
――母国のブラジルではコロナウイルスの感染者が急激に増えている状況です。先日はフェルナンジーニョ選手の古巣でもあるヴァスコ・ダ・ガマで19人の選手が感染したというニュースもありました。
「世界中でコロナウイルスの感染が広がるなか、当初からブラジルのことを危惧していました。どうしてもブラジル人は楽観的な部分もあって、今回のコロナ禍ではそれが不利に働くと思っていました。自粛というのも難しいだろうなと。誰もが経験したくなかったことだと思いますが、今回のことをきっかけに、自分をコントロールしたり、ルールを守ったりということの大切さを知って、ひとつの教訓としてほしいと思います」
――ブラジルと日本のサッカーの違いはどんなところがありますか。
「日本ではやはりチームプレーが優先される。団結力があり、攻守ともにみんなでプレーする。ブラジルでは、もちろんみんな走るし、守備もしますが、個人個人の役割の方が比率が大きい。1対1の局面の激しさなども違います。文化面では、日本の礼儀正しさはとても気に入っていて、ブラジルも見習うべきだと思う」
――2017年にいったん鳥取からプロキャリアをスタートさせたブラジルのフェホビアリアへ移籍しました。古巣での引退を考えていた?
「メンタル面で疲れた部分もありました。ブラジルに行って、サッカーをしながら、引退も考えました。子供たちにサッカーを教えるプロジェクトで再び日本に来る機会があったのですが、そのなかで、まだ選手としてやれるような話を頂いたので、しっかりと結果を残したいと思い、鳥取に帰ってきました」
――ガイナーレ、そして鳥取という場所にも愛着を持っている?
「クラブとしてはJ3で発展途上ですが、規模は小さいですけど結果も残しつつあります。今まさに成長している、そんなクラブです。環境もすごく良いです。鳥取県には大山があって、冬は雪も降ったりします。景色も最高だし、夏は海も近くて、すごく良いところだなと思っています。自分だけでなく、家族も、いろいろ場所を転々としてきたけど、鳥取はすごく過ごしやすい。今は一番のお気に入りです。子どもも米子で生まれていて、とても特別な場所です。(インタビューの)1週間後に息子が5歳になるんですよ」
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)
協力●DAZN
「メンタル面で疲れた部分もありました。ブラジルに行って、サッカーをしながら、引退も考えました。子供たちにサッカーを教えるプロジェクトで再び日本に来る機会があったのですが、そのなかで、まだ選手としてやれるような話を頂いたので、しっかりと結果を残したいと思い、鳥取に帰ってきました」
――ガイナーレ、そして鳥取という場所にも愛着を持っている?
「クラブとしてはJ3で発展途上ですが、規模は小さいですけど結果も残しつつあります。今まさに成長している、そんなクラブです。環境もすごく良いです。鳥取県には大山があって、冬は雪も降ったりします。景色も最高だし、夏は海も近くて、すごく良いところだなと思っています。自分だけでなく、家族も、いろいろ場所を転々としてきたけど、鳥取はすごく過ごしやすい。今は一番のお気に入りです。子どもも米子で生まれていて、とても特別な場所です。(インタビューの)1週間後に息子が5歳になるんですよ」
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)
協力●DAZN