攻撃の最終局面にいかに顔を出すかが再開後のポイント
プレーヤーとしての村田といえば、アタッカーとして、やはり決定的な仕事をするという印象が強い。開幕前から村田自身が「途中出場も多かったので、ここ一番の決定機を作ることとか、ドリブル突破は武器。そこは見てほしい」と語ったように、攻撃の最終局面にいかに顔を出すかが再開後のポイントになる。
この特徴は、山口が浮上するためにも不可欠だ。2年前に上位進出の夢を見た山口だが、当時はオナイウ阿道(現・横浜)の決定力が後押しした。しかし、オナイウなき昨季は決定機を逃す場面が多く、上位に絡むことはできなかった。村田は山口に欠けていた勝負強さを補う存在として、期待が懸かる。
とはいえ、スーパーサブに甘んじるつもりはない。8番という背番号はスタメンに名を連ね、90分出場してこそ輝くはず。村田は「今できることをしっかりやり、体力を蓄えていくことが大事」と話し、さらにこう続けてスタメン争いにも名乗りを上げる。
「選手全員の力が今年は必要になる。若い選手も、ベテランも、スタッフもひとつになって戦うことがJ1に昇格する近道。若いチームは飛躍する可能性もある。チャンスと捉えてやっていければ、すごくいいシーズンにできる期待感はある」
この特徴は、山口が浮上するためにも不可欠だ。2年前に上位進出の夢を見た山口だが、当時はオナイウ阿道(現・横浜)の決定力が後押しした。しかし、オナイウなき昨季は決定機を逃す場面が多く、上位に絡むことはできなかった。村田は山口に欠けていた勝負強さを補う存在として、期待が懸かる。
とはいえ、スーパーサブに甘んじるつもりはない。8番という背番号はスタメンに名を連ね、90分出場してこそ輝くはず。村田は「今できることをしっかりやり、体力を蓄えていくことが大事」と話し、さらにこう続けてスタメン争いにも名乗りを上げる。
「選手全員の力が今年は必要になる。若い選手も、ベテランも、スタッフもひとつになって戦うことがJ1に昇格する近道。若いチームは飛躍する可能性もある。チャンスと捉えてやっていければ、すごくいいシーズンにできる期待感はある」
若手を引っ張ることも村田の役目だ。今年の新体制発表では「山口は若い選手が多い。もっともっと自分の経験を教えていき、サッカーを通じて山口県を盛り上げていきたい。若い選手たちと一緒にやっていければと思う」と誓った。未曾有の事態にも前向きに取り組んできた村田の姿勢は、若手にも刺激になっただろう。
「この状況をプラスに捉え、みんながスタジアムに来られるようになった時に、苦しみを爆発させてみんなで喜びたい」
チームの目標はJ1昇格で揺るがない。6月27日に再開するタフなシーズンに、村田の決定力とサッカーに向き合う姿が山口の力となる。
取材・文●上田真之介(フリーライター)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら27名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
「この状況をプラスに捉え、みんながスタジアムに来られるようになった時に、苦しみを爆発させてみんなで喜びたい」
チームの目標はJ1昇格で揺るがない。6月27日に再開するタフなシーズンに、村田の決定力とサッカーに向き合う姿が山口の力となる。
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