スタジアム全体を巻き込む個性
そうした期待を集める紺野は、プロとして歩み始めたばかりだが、そこでの作法も理解している。
「この世界は、どれだけ得点やアシストを記録することで評価される。チャンスをもらったときに、結果を残せるかどうか。いつ、そのときがきてもいいように常に100パーセントの準備をしていきたい」
「この世界は、どれだけ得点やアシストを記録することで評価される。チャンスをもらったときに、結果を残せるかどうか。いつ、そのときがきてもいいように常に100パーセントの準備をしていきたい」
そして、そのプレーからあふれ出るのは、サッカーに対する変わらぬ思いだ。
「何よりもサッカーを楽しみたいし、それをプレーで表現したい」
ブラジル人トリオや、永井謙佑ら定位置を争うライバルは強烈だが、そこに埋もれない光がある。ボールを持てば胸躍り、スタジアム全体を巻き込む個性だ。ようやく再開するJ1で、その紺野のプレーがまた楽しめる。無造作過ぎるヘアースタイルの少年漫画の主人公みたいに、叫ばずにはいられない。「ワクワクすっぞ」。
取材・文●馬場康平(フリーライター)
【PHOTO】YBCルヴァンカップ歴代優勝クラブを一挙振り返り!(1992年~2019年)
「何よりもサッカーを楽しみたいし、それをプレーで表現したい」
ブラジル人トリオや、永井謙佑ら定位置を争うライバルは強烈だが、そこに埋もれない光がある。ボールを持てば胸躍り、スタジアム全体を巻き込む個性だ。ようやく再開するJ1で、その紺野のプレーがまた楽しめる。無造作過ぎるヘアースタイルの少年漫画の主人公みたいに、叫ばずにはいられない。「ワクワクすっぞ」。
取材・文●馬場康平(フリーライター)
【PHOTO】YBCルヴァンカップ歴代優勝クラブを一挙振り返り!(1992年~2019年)